妖怪少年の日々―アラマタ自伝

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妖怪少年の日々―アラマタ自伝

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  • サイズ 46判/ページ数 467p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041096994
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

知の巨人・荒俣宏はいかにして作られたのか? そのすべてがわかる!

内容説明

知の巨人はいかにして形作られたか?戦後の東京下町で、海や虫やお化けと戯れた少年時代、貪るように本を読み、幻想・怪奇文学に出会った学生時代、平凡社で寝起きして『世界大博物図鑑』を完成させた社会人時代…。人生の軌跡を網羅した初の自伝!平井呈一、紀田順一郎、平田弘史、石ノ森章太郎、エドガー・アラン・ポオ、澁澤龍〓、そして水木しげる―。数多くの「師匠」たちとの出会いから、知の巨人の脳内を紐解く!著者73年の軌跡、完全保存版!

目次

第1章 下谷の幼児、「神隠し」に遭う
第2章 板橋で「狸の国」に迷い込んだ
第3章 昔話への疑問と死の習俗
第4章 学校図書館で「怪奇実話」に出会う
第5章 「師匠」が多すぎて
第6章 文体と実体のあいだ
第7章 「大学」行って、働いて
第8章 もとめよ、さらば見出さん「人の生涯」
第9章 「驚異の旅」としての世界旅行
第10章 晩年に青年期と再会す
第11章 理科室の解剖台でリュウグウノツカイと妖怪が出会う
付録 「妖怪と生命のミュージアム」誕生する

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年東京都生まれ。作家、翻訳家、博物学者、幻想文学・神秘学研究家、タレント、稀覯書コレクター。武蔵野美術大学客員教授、京都国際マンガミュージアム館長。87年、初の小説『帝都物語』が日本SF大賞を受賞し、翌年映画化もされシリーズ累計500万部を超える大ベストセラーとなる。89年『世界大博物図鑑・第2巻・魚類』でサントリー学芸賞受賞。児童書から一般文芸まで多数の著書、共著、訳書を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

61
『帝都大戦』でティーンの頃の僕に呪的興奮をもたらしてけれた荒俣宏さんの自伝。自伝といってもなんとなくで、司馬遼太郎的に脱線しまくり(笑)。驚き通り越して、怖くなったのが、最近読んでた本の登場人物や地名、疑問、そして友達と話してた話題が次々に本書に登場してきたこと。入谷の鬼子母神、歌舞伎に何故女性役者がいないのか?正岡子規に碧梧桐、和菓子屋「うさぎや」の創業者や細野晴臣の祖父(なんとタイタニックの生き残り!)。何処かで僕を見てる(笑)?荒俣さんの趣味に塗れた行きあったりばったりの楽しき人生。羨ましいな!2021/03/06

bura

51
読み友さんのレビューを見て。荒俣宏の自伝。東京の下町、台東区に生まれ、板橋区で育った団塊の世代。慶大卒業後日魯漁業に就職し、9年半コンピュータエンジニアとして過ごした後、32歳で物書きとなる。年収70万に届かない時期を経て「帝都物語」の大ヒットで一流作家の仲間入りをし、大好きな博物学に身を投じる事が出来たという。この半生記の話を理解するために膨大な情報、つまりあらゆる本や映画、妖怪、住んだ土地、師匠たち、海外旅行で得た物、ミイラ、海水魚、マンガ、アニメ、etc…が押し寄せて来たのだ。流石、アラマタである!2021/07/10

ぐうぐう

31
「人生の喜びは、最高の導き手に巡り合えることしかない」とまえがきにあるように、荒俣宏が荒俣宏となるためには多くの師との出会いが必要であった。子供の頃からその信条に自覚的で合ったアラマタ少年は、師との出会いを待つのではなく、積極的に探そうとする。「この人だ!」と思う人物に果敢にファンレターを送るのだ。ところがアラマタの自伝は、まるで一筋縄ではいかない。幼い頃に過ごした下谷という地域の説明が、いつしか鬼子母神の話へとスライドし、博物学的考察が自伝そっちのけで始まる。(つづく)2021/06/18

ばんだねいっぺい

27
自伝の皮を被った荒俣宏による博物学講義。センセイには、平井呈一氏や紀田順一郎氏や水木しげる氏などのセンセイのセンセイがたくさんいて、それがワンダーの世界を開拓する礎となっていたことに感銘を受けた。 2024/02/11

スプリント

12
知識の深さからいっても賢者と呼んで差支えがない人だと思う。 その生い立ちから片鱗が垣間見えます。2022/01/16

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