出版社内容情報
知の巨人・荒俣宏はいかにして作られたのか? そのすべてがわかる!
内容説明
知の巨人はいかにして形作られたか?戦後の東京下町で、海や虫やお化けと戯れた少年時代、貪るように本を読み、幻想・怪奇文学に出会った学生時代、平凡社で寝起きして『世界大博物図鑑』を完成させた社会人時代…。人生の軌跡を網羅した初の自伝!平井呈一、紀田順一郎、平田弘史、石ノ森章太郎、エドガー・アラン・ポオ、澁澤龍〓、そして水木しげる―。数多くの「師匠」たちとの出会いから、知の巨人の脳内を紐解く!著者73年の軌跡、完全保存版!
目次
第1章 下谷の幼児、「神隠し」に遭う
第2章 板橋で「狸の国」に迷い込んだ
第3章 昔話への疑問と死の習俗
第4章 学校図書館で「怪奇実話」に出会う
第5章 「師匠」が多すぎて
第6章 文体と実体のあいだ
第7章 「大学」行って、働いて
第8章 もとめよ、さらば見出さん「人の生涯」
第9章 「驚異の旅」としての世界旅行
第10章 晩年に青年期と再会す
第11章 理科室の解剖台でリュウグウノツカイと妖怪が出会う
付録 「妖怪と生命のミュージアム」誕生する
著者等紹介
荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年東京都生まれ。作家、翻訳家、博物学者、幻想文学・神秘学研究家、タレント、稀覯書コレクター。武蔵野美術大学客員教授、京都国際マンガミュージアム館長。87年、初の小説『帝都物語』が日本SF大賞を受賞し、翌年映画化もされシリーズ累計500万部を超える大ベストセラーとなる。89年『世界大博物図鑑・第2巻・魚類』でサントリー学芸賞受賞。児童書から一般文芸まで多数の著書、共著、訳書を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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