角川文庫 キマイラ〈２１〉

夢枕 獏【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 304p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041096888
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

西城学園を裏で支配する「もののかい」のメンバーと拳を交える九十九三蔵。一方、消えた彼らの仲間を追う久鬼麗一は、追跡の末に相手の一人と闘ううち、己の肉体が異形に変じてしまう。そして舞台は現在へ――ルシフェル教団が織部深雪を拉致し、彼女と交換に自身の身柄を要求していることを知った大鳳吼は、深雪を救おうと決意する。一人、教団に立ち向かおうとするが……。過去と現在が激しく交差する、驚愕の急展開！

内容説明

西城学園を裏で支配する「もののかい」のメンバーと拳を交える九十九三蔵。一方、消えた彼らの仲間を追う久鬼麗一は、追跡の末に相手の１人と闘ううち、己の肉体が異形に変じてしまう。そして舞台は現在へ―ルシフェル教団が織部深雪を拉致し、彼女と交換に自身の身柄を要求していることを知った大鳳吼は、深雪を救おうと決意する。１人、教団に立ち向かおうとするが…。過去と現在が激しく交差する、驚愕の急展開！

著者等紹介

夢枕獏［ユメマクラバク］
１９５１年、小田原生まれ。東海大学卒業。『上弦の月を喰べる獅子』で第１０回日本ＳＦ大賞、『神々の山嶺』で第１１回柴田錬三郎賞、『大江戸釣客伝』で第３９回泉鏡花文学賞、第５回舟橋聖一文学賞、第４６回吉川英治文学賞を受賞。著書に「キマイラ」シリーズ、「陰陽師」シリーズ、『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』『秘帖・源氏物語　翁―ＯＫＩＮＡ』『魔獣狩り』『餓狼伝』『獅子の門』『大帝の剣』『ヤマンタカ　大菩薩峠血風録』など多数。２０１７年に第６５回菊池寛賞、第２１回日本ミステリー文学大賞を受賞。１８年には紫綬褒章を受章した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Book Lover Mr.Garakuta]

最近読み始めたばかりの続き物の小説。途中からだから物語の展開が掴めないけど。ある意味おどろおどろしい物語。通して読めば良いと思う。

2020/09/16

[なつみかん]

乱蔵登場の〝上がる！〟こと。(*^^)v それはそれとして、このキマイラとワンピースどちらが早く完結するのだろう？（比較するモノじゃないけれど）

2020/08/30

[黒蜜]

面白かったです。そこで乱蔵登場かよ！って、そこは盛り上がったが、過去編の壮大な物語に急に至近の九鬼や九十九の一年生時代の話が入ってきて、ちょっと微妙と思っていたが、やはりキマイラはジュヴナイルってことかしら？九十九の成長や大鳳の決意を考えると終盤が近いことを予測させるが、ボックや彼の組織がまだフリしかないのが気になるわ。#ニコカド2020

2020/09/08

[fap]

祟られ屋は二人と面識があったのか。 学園編はサラリと収束し、現代で喧嘩祭り。 話の焦点が行ったり来たりすれ違いで 主軸がわからなくなる現象はいつものとおり。

2022/05/14