出版社内容情報
殺し屋(エージェント)見習いとして生きることになった主人公。平凡な人生を送っていた彼は、自身の家族を皆殺しにした容疑を掛けられ、逃亡していたところを二人のエージェント「天使」と「悪魔」に拾われたのだ。何者かにはめられ、罪を背負わされた彼は、裏社会で生きていくためにある特殊技能を磨いていく。彼の祖父は名うてのマタギで、祖父に連れられてたびたび猟について行っていた彼は、ひそかに狩猟者としての技術を祖父から受け継いでいたのだ。「スナイパー」としてのエージェントの手伝いにようやく慣れてきたころ、主人公はある事実を知る。殺された彼の家族に残された、犯人の「刻印」。それは彼を拾ったエージェントの一人、「天使」がターゲットに遺すものと全く同じものだった――。
内容説明
殺し屋見習いとして生きることになった「僕」。平凡な人生を送っていたが、家族を皆殺しにされ、その罪を着せられそうになったところを2人の殺し屋「天使」と「悪魔」に拾われたのだ。淡々と殺人案件をこなしていく2人の下、狙撃手としての技能を磨く僕は、偶然ある事実を知る。殺された家族に残された、犯人の刻印。それは「天使」がターゲットに残す図形と全く同じものだった―。
著者等紹介
行成薫[ユキナリカオル]
1979年生まれ。宮城県仙台市出身。東北学院大学教養学部卒業。2012年『名も無き世界のエンドロール』(「マチルダ」改題)で第25回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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