内容説明
高層ビルとコンクリートに囲まれた都会でも、人はこんなに人間らしく生きられる。欠点があっても、ちょっと変わっていても、一人ぼっちでも、きっと明日はもっと面白い。著者の描くニューヨークの街角は、寒い冬の日にそっと差し出される缶コーヒーのように温かい。
目次
第1章 人々(リトルイタリーの小さな商人;ニューヨークの頑固親父;ホームで出会ったイラン人;夏の浜辺の拾いもの;おれのストーリー)
第2章 子ども、老人、ホームレス(ブルックリンの罪ほろぼし;“非行少年”の届けもの;犬が老人ホームを訪ねた日;ブロンクスの感謝祭;冬の仲間;クリスマスイブの盗人;踊り場の“部屋”)
第3章 街角(メニューのあるレストラン;靴を脱ぐということ;ニューヨークで二番目におもしろいところ;セントラルパークという絵本;聖人にお願い;暴動のうわさ)
第4章 私とニューヨーク(夕飯;机を運びながら;小包;母のニューヨーク;戸惑う日本の入院生活)
第5章 ニューヨークだから(車内放送;地下鉄の芸人;ベランダの住人;ニュヨークがやさしい)
著者等紹介
岡田光世[オカダミツヨ]
1960年東京生まれ。青山学院大学卒、ニューヨーク大学大学院修士号取得。読売新聞米現地紙記者を経て作家・エッセイスト。高校、大学時代に1年間ずつアメリカ中西部に留学し、1985年よりニューヨークに住み始める。今も東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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