文春文庫<br> マスクは踊る

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文春文庫
マスクは踊る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167921170
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

コロナとともに始まった令和。しかし、戦時下で育った者にとって、コロナ下などものの数ではないのだ。他にすることもないので一人外に出れば、散歩道を極めたダライ・ラマとおぼしき幼児に出会う。マスク姿で行き交う人々を仔細に観察すれば、「人間は本来、顔を露出させてはいけない生き物だったのだ!」という衝撃の新事実を発見。そして、これまた誰も気づいていなかった令和のレン・チン疑惑に気づいてしまい……。爆笑エッセイはまだ続く。コロナでも、令和でも、東海林さだお通常運転中です。

内容説明

かくして令和はコロナと共に始まった。通販CMのえげつなさに目を見張り、ズルばかりはびこる政治に赤面し、ゴハンの饐えた匂いに昭和を懐かしく思い出しつつ、コロナ下のマスク顔観察に余念のない日々。やがて「レンジ・チン疑惑」が発覚して―令和も東海林ワールド全開です。「タンマ君」傑作選併録。

目次

「令和」斯く始動せり 「平成」と比べてみれば
日々是忙日・安倍晋三日記 首相の毎日は分刻み
ここにも歴史あり(テレビCM篇) 牧歌的なCMよいずこへ
昭和の匂い 呼び覚まされる懐かしい記憶
ズルの時代 “恥”がなくなった
対談 認知症は神様からの贈り物 vs長谷川和夫さん
老人朝風呂日記 幼児の気持ちで…
オリンピックけしからんおじさん 数字は絶対か
大切な四つの袋 “ブラブラ”に晴れ舞台を!
令和の“チン”疑惑 電子レンジと安倍内閣
散歩道入門 コロナで大躍進を遂げた運動
マスクと人間 表情は筋肉でできている
コロナ下「月刊住職」を読む 仏教界より葬儀界が…
対談 好奇心と性が僕らの原動力 vs田原総一朗さん

著者等紹介

東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞。12年紫綬褒章受章。13年第30回日本漫画家協会賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

93
2021年に単行本として発刊された文庫版。 「食」のことはほとんどなくてマスク社会においての様々な出来事が作者の独特な目線で書かれている。週刊文春に載った「タンマくん」も18作も載っている。サラリーマン生活のない著者がいつもの情景でニヤッと 笑わしてくれるのが好きだ。面白かったのは後半の、田原総一朗さんと対談、 「老人のSEX」についての対談が面白かった。著者は昭和12年に 生まれているということは87歳・・・・これからもずっともっと笑わしてください。 2024/04/01

mawaji

6
東海林さだお氏は私からみれば親戚の叔父さんくらいの歳周りですが同じ昭和平成令和の三代をやっつけてきているロートルとしてとても共感しながら読みました。すり鉢のフチをよく抑えていたし、ちゃぶ台にはいつも蠅帳がかぶさってあったし、蠅帳の中には饐えたモヤシなんかが置いてあったし、それを「ちょっと酸っぱいナ」と言いながら母は残さず食べていたし。長谷川先生との対談はとても参考になります。「認知症の物忘れは自分がやったことの『確かさ』がはっきりしないのが特徴」「本人の言い分を否定せず、まずは受け止めてあげることが大切」2023/11/25

本を読むのは寝室派

6
(良作)社会問題を風刺した様な話の流れが読んでいて心地よい。暇潰しに丁度良い一冊。2023/10/27

CEJZ_

5
1P17行。元の本は2021年刊。『オール讀物』誌の連載、「男の分別学」2019〜2020年のエッセイ集。あの連載は40年以上続いているのか。加齢に伴う活動限界の不安がアタマの片隅に浮かびつつ、80代半ばの東海林さだおのエッセイはどんな感じだったかと読み進める。そうそうこんな感じ、漫談のような語り、発想、着眼点。なんだか東海林さだおの本は、病院の談話スペースや売店にあって、手に取り読むイメージもある。下ネタにもこだわり、長谷川式認知症スケールの縮尺版があったり、まだまだすごいんだなあと感じた。2023/10/29

ekoeko

4
いつも通リの笑える安定エッセイ。2023/12/17

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