角川文庫<br> 笑う執行人―女検事・秋月さやか

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角川文庫
笑う執行人―女検事・秋月さやか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041092897
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

六本木のクラブのVIPルームで実業家が撲殺後、鼻を削がれていた。所轄刑事と組んだ本庁捜査一課の神代刑事は、白鳥奈津子監察医の協力を仰ぎ捜査を開始するが、事件は連続殺人事件へと発展する。一方、東京地検特捜部に配属された秋月さやかは、“無理筋”の案件に戸惑っていた。大物代議士の不正献金疑惑の立件が難しくなっていたのだ。2つの事件が結びつくとき、政界、実業界を超えた組織の腐敗が混然となって、秋月を襲う―。

著者等紹介

久間十義[ヒサマジュウギ]
1953年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。87年豊田商事事件を扱った『マネーゲーム』で第24回文藝賞佳作。90年『世紀末鯨鯢記』で第3回三島由紀夫賞受賞。『刑事たちの夏』では警察小説ブームに火をつけ、警察小説の金字塔となる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タックン

59
同時進行する猟奇殺人事件と特捜・汚職事件。その2つが交差する時・・・。何となく犯人がわかって題名の意味と作者の意図が理解できたら2つで1つかと何か納得できたけど・・・。 根底は在日問題と政治家の汚職問題を絡めてってとこでまあそれなりに楽しめたミステリーだから読んでみてもいいかなと。 でもやはり焦点がぼけた分、主役は不在で寂しいな。せっかく女性2人のキャラがよかったので、秋月検事と白鳥医師の活躍を別々の作品で読みたいな。連作短編集がいいかな。 2021/09/07

オオイ

3
ウ~ン ? 浅い。2022/09/15

ゆうら

3
主人公の存在感が薄いかな。むしろ刑事2人の方が地味に活躍してるような。謎解きはまあまあ。2021/05/08

れじい

1
久々の久間十義さんもの。 正統派というだけあって、2つの事件が同時進行で進むのが面白かった。 ただ、題名にある女検事・秋月さやかってことは、主人公なんだろうけど、あんまり主人公感がないのはなぜ? なんとなく犯人わかっちゃったけど、それはまあ良しとして、最後の流れもドラマチック過ぎないのが良かった。 続編とかできるのかしら?読みたい。2021/04/07

アンディ・ワイス

0
ひょんなことから読んだ本。連続猟奇殺人事件。秋月さやか検事単独ではなく、検察事務官、刑事、監察医などのグループが主人公。何かテレビドラマの台本のようだ。もしかしたらそんな番組が放映されたのかもね。私はテレビ見ないから知らないけど。7割位読み進んだら犯人誰だか分かるし、クライマックスもあっけらかんと終了して、しりすぼみ。テーマを盛り込み過ぎではないか?2022/12/18

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