角川文庫<br> 最後のひと葉―オー・ヘンリー傑作集〈2〉

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最後のひと葉―オー・ヘンリー傑作集〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041092408
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

オー・ヘンリーが庶民の姿をユーモアとペーソスで描く傑作短編集・第2弾!

アメリカ文学史上屈指の短編の名手、オー・ヘンリー。第2集は、表題作「最後のひと葉」をはじめ、「二十年後」「救われた改心」「水車のある教会」「運命の道」など、珠玉の名作12編を収録。

●オー・ヘンリー:1862年9月11日 - 1910年6月5日 アメリカの小説家。テキサスで薬剤師、銀行員、新聞記者などの職を経験するが、横領の疑いで収容される。服役後、本格的に作家活動を始め、ニューヨークに移り住み、亡くなるまでの8年間で300近い作品を発表する。アメリカ文学史上、屈指の短編の名手と言われる。
●越前 敏弥:文芸翻訳者。1961年石川県金沢市生まれ。東京大学文学部国文科卒。学習塾自営、留学予備校講師などを経て、37歳からエンタテインメント小説の翻訳の仕事をはじめる。ダン・ブラウンの作品群を筆頭に、エラリー・クリーンシリーズなど多くの訳書がある。単著に『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー携書)、『翻訳百景』(角川新書)などがある。

内容説明

ニューヨークの下町で共同生活を送る若い画家のスーとジョンジー。秋の終わりにジョンジーが重い肺炎にかかり、窓の外のツタを見ながら「最後の葉が落ちるとき、わたしも死ぬ」と言いだす。それを聞いた初老の貧乏画家は…(「最後のひと葉」)。オー・ヘンリーの最高傑作といわれる表題作のほか、「二十年後」「運命の衝撃」「救われた改心」「水車のある教会」「運命の道」など、ユーモアとペーソスあふれる短編12話を収録。

著者等紹介

ヘンリー,オー[ヘンリー,オー] [Henry,O.]
1862年~1910年。アメリカの小説家。テキサスで薬剤師、銀行員、新聞記者などの職を経験するが、横領の疑いで収容される。服役後、本格的に作家活動を始め、ニューヨークに移り住み亡くなるまでの約8年間で、数多くの作品を発表する。アメリカ文学史上で屈指の短編の名手と言われる

越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年石川県金沢市生まれ。東京大学文学部国文科卒。学習塾自営、留学予備校講師などを経て、37歳で翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

84
以前から頭の片隅にぼんやりと残って気になっていた話が載っていました。「魔女のパン」おぉコレコレ!Oヘンリーの話だったのか!謎が解けてスッキリです。表題作は言わずと知れた超有名作。その他の作品もシニカルなユーモアと生き生きしたキャラクターたちで、実に魅力的。「赤い酋長の身代金」はカートゥーンみたいで楽しかったです。ドルーピーが似合うなぁ。2021/06/17

海猫

79
傑作集1を面白く読んだけれど、この傑作集2は、より作品のセレクトがバラエティーに富んでいて、ミステリ的な味わいの強いものが多く、さらに楽しんで読めた。12編のうち、既読の作品は4編。収録作のうち「ジェフ・ピーターズの人間磁気」は主役の詐欺師コンビを主人公にした話を十数作、書いてるそうでこれは是非シリーズで読んでみたいものだね。その他、ニューヨークが舞台でない作品も雰囲気が違って楽しかった。巻末の年譜を見ると、世の中の酸いも甘いも知り尽くしたような作風の作家が、40代で亡くなっており皮肉で哀しい感じがする。2021/03/27

マリリン

52
【O・ヘンリー誕生日読書会’21】愛も悲しみもコミカルも潜む短編集。数度目の再読であるはずなのに新鮮な感覚。「最後の一葉」はベアマンの心情が心に沁みる。「救われた改心」は過去から足を洗ったものの意外な場面で得意技を披露した勇気に感動。「魔女のパン」、パンの耳はデッサンの時使った記憶が蘇る。相手の状況を知らない善意の残酷さをコミカルに描くセンスに惹かれる。「水車のある教会」はジワッと暖かさを感じた。「運命の道」は着想が面白い。「赤い酋長の身代金」は何とも愉快。歳を重ねる程作品を読んでの感じ方の変化が嬉しい。2021/09/14

クラムボン

18
「オー・ヘンリー傑作集1」はニューヨークで暮らす人たちを、皮肉と機知を相交えつつ、意外な結末に苦笑する作品が多かった。「傑作集2」でも同じ味わいのものが多いが、チョット毛色の違う作品も混じっている。そして南部を舞台にした作品が半分近くある。作者は地方に生まれ20歳頃に南部テキサス州に移り青年期を過ごした。10年以上も其処で暮らしたのだから作品への影響は強いと思う。意外にもニューヨークに住んだのは40歳から亡くなるまでの8年間と短い。そこが彼の終の棲家となるのだから、根は都会人気質の持ち主なのだろう。2024/02/24

雲國斎

13
久々にO・ヘンリーの作品集を読む。全12短編で、初めて読むものがほとんど。どれも楽しめた。おしまいの「赤い酋長の身代金」が笑えた。「最後のひと葉」「二十年後」は、以前は中学の国語教科書にも掲載されてたが、今はどうなのかな?2024/08/28

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