角川スニーカー文庫<br> クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です

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角川スニーカー文庫
クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041091678
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「青春」なんて面倒くさい、自称・選択ボッチの篠宮誠司と、学年トップの成績で現役モデルの高嶺の花・神崎琴音。教室の中では絶対に交わらない2人は、クラスの誰も知らない秘密を持っている。―この2人、実は皆に隠れた恋人同士なのだ。頼り方を知らない甘え下手な彼氏と甘えたがりな彼女は、2人きりになった途端、素直な自分になることができる。文芸部の部室で一緒にお昼を食べたり、豪雨を言い訳に家でお泊まりデートしたり、体育館裏でこっそり抱き合ったり…。クラスでは遠いのに、2人だとこんなにも近い距離。もどかしくて焦れったい、内緒のカレカノラブコメディ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
自称・選択ボッチの篠宮誠司と、学年トップの成績で現役モデルの高嶺の花・神崎琴音。教室の中では絶対に交わらない2人による内緒の甘酸っぱいドキドキ青春ラブコメディ。今はまだ周囲には秘密だけど意外に甘えたがりな神崎と、そんな彼女に戸惑いながらも何だかんだでベタぼれな篠宮。これまでどんな積み重ねがあったのかとても気になるところですが、秘密な関係ならではのもどかしい距離感がポイントで、お互い相手を想う気持ち自体は揺るぎないだけに、彼を慕う後輩や会長を絡めて物語をどう展開していくのか、今後に期待したい新シリーズです。2020/01/31

まっさん

32
★★★★☆ スニーカー文庫刊行の現代ラブコメ物は本当に強いな〜と改めて認識させられた今作。昨今流行りの焦れったさを両片想いという形ではなく物語開始時には既に主人公とヒロインが付き合っているという状況下で表現している作者の技量に感心させられた。イラストのクオリティも高く、ヒロインに関しても程よく面倒臭い特性を備えているいい意味で完全無欠ではないところに好感を持つことが出来た。主人公に関してもどこか薄らと俺ガイル的な雰囲気を感じつつ、時にヒロインに素直になるところなどはにやにやさせられた。終盤の展開が急すぎ→2020/02/14

わたー

26
★★★★★敢えてボッチを貫く主人公と、誰からも好かれる理想の女の子であらんとするヒロインとのラブコメ。すでに交際スタートしてから物語が始まるためか、ふたりが互いを好きすぎる描写が容赦なく私に襲いかかる。割と素直に感情を発露する神崎はまだいい。地の文や会話こそ捻くれているが、神崎への深い愛が漏れ出てクーデレみたいになっている篠宮…お前、そういうとこだぞ。でも、そんなふたりの関係が堪らなく好きだ。続きを是非とも刊行していただきたい。ただ、個人的にはあきらかな負けヒロインの後輩ちゃんを推していこうと思う。2020/02/01

サケ太

23
ぼっち系とクラスの人気者が裏でイチャイチャ系ラブコメ。二人が好きあってるのがわかるのでなごみます。2020/02/09

かっぱ

19
青春を忌避して学内でもボッチの少年と学年で首席の学力を持ちながらモデルもこなす少女の物語。チラチラと誠司への好意を見せてくる琴音と、興味がないよう振舞まいながら大事な場面では彼女のことを慮る姿を見せる誠司の関係性が良い。また、物語の導入から二人が恋仲になっている物語は新鮮に感じた。恋仲でありながらも周囲にはその関係性を隠すことで、二人の微妙な距離感が演出されていたのも、普段とは違うラブコメの焦れったさを味わえて満足だ。二人の仲に割って入ることはできないのだろうと分かりながらも姫島ちゃんにエールを送りたい2020/02/23

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