出版社内容情報
やったぜ! シリーズ\(^o^)/35万部!!
世界初!? 涙と笑いの動物オペラ
シリーズ第6弾! 新訳&挿絵付
装画・挿絵:ももろ
※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の漢字表記や表現を大人向けに加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビを最低限にまでへらしたものです。
●あらすじ
ドリトル・サーカスが大都会ロンドンでデビュー! そこへ箱馬車で向かう道中、先生は緑のカナリアの天才歌手と出会い、世界初の鳥のオペラがひらめく。フラミンゴやペリカンも歌って踊る、このとんでもない舞台は成功するのか? 他にも、野鳥を売りとばす悪人をこらしめようと、先生が女性に変装して潜入したり、お金持ちになった犬が人間を雇って子守りをさせたり、ゆかいなお話が目白押し。びっくりぎょうてんの第6巻!
●新訳のここがポイント!
「ドリトル先生」といえば、先行の井伏鱒二訳(岩波文庫)を思いうかべる方も多いかと思いますが、あちらは1951~79年にかけて出版されたもので、時代の制約もあったせいか、原文どおりに訳されていないところも多くあります。ですが、本作ではそうした点をすべて改めています。
・ダブダブが焼くおやつが先行訳では「パン」だが、正しくはイングリッシュ・マフィンであるため、新訳では「マフィン」に。
・ガブガブの好物は先行訳では「オランダボウフウ」だが、正しくは「アメリカボウフウ」。新訳ではこれを英文そのままの「パースニップ」に。
・世にもめずらしい動物pushmi-pullyu(頭が二つある動物)は、先行訳では「オシツオサレツ」だが、新訳では「ボクコチキミアチ」に。
などなど、イギリスの文化背景を知っていないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。
内容説明
ドリトル・サーカスが大都会ロンドンでデビュー!そこへ箱馬車で向かう道中、先生は緑のカナリアの天才歌手と出会い、世界初の鳥のオペラを思いつく。フラミンゴやペリカンも歌って踊る、このとんでもない舞台は成功するのか?他にも、野鳥を売りとばす悪人をこらしめようと、先生が女性に変装して潜入したり、お金持ちになった犬が人間を雇って子守りをさせたり、ゆかいなお話が目白押し。びっくりぎょうてんの第6巻!
著者等紹介
ロフティング,ヒュー[ロフティング,ヒュー] [Lofting,Hugh]
1886年生まれ。イングランド人の父とアイルランド人の母を持つイギリス人。第1次世界大戦では西部戦線で戦い、けがをした軍用馬が治療も受けずに銃殺されるさまに心を痛め、動物のことばが話せて動物を助けるジョン・ドリトル先生の物語を自分の2人の子どものために書きはじめる。1923年、シリーズ第2弾の『ドリトル先生航海記』でニューベリー賞を受賞。アメリカに移住したため、アメリカ人作家としてのイメージが強い。1947年没
河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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