出版社内容情報
学校の怪談『顔の染み女』を調べていると、別の『開かずの扉の胡蝶さん』の噂が柴山の耳に入る。その部屋で、トルソーを死体に見立てた殺人(?)事件が発生。クラスメイトと柴山が、二重の密室の謎に迫る!
内容説明
密室状況の第一美術準備室で、何者かに襲われた女子生徒が発見された。解決されないまま時が過ぎ、2年ぶりに『開かずの扉』が開かれることになった。高校2年の柴山は、扉が開く瞬間に立ち会うことに。だが、誰も出入りできないはずの準備室には、制服を着せられたトルソーが蝶の標本とともに転がっていた。廃墟ビルに住む謎の美女マツリカに命じられて、彼は友人たちと過去と現在の密室の謎に挑む。青春本格ミステリの決定版!!
著者等紹介
相沢沙呼[アイザワサコ]
1983年、埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。11年「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作、18年本作『マツリカ・マトリョシカ』が第18回本格ミステリ大賞の候補作となる。19年『medium霊媒探偵城塚翡翠』で「このミステリーがすごい!2020年版国内篇」、「2020本格ミステリ・ベスト10国内ランキング」「2019年ベストミステリー」にて第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
81
続いてこちら。今回は長編ですか。またまたテンプレ毒舌後輩キャラ登場。今回は密室が2つ。過去密室と現代密室。柴山くん頑張った!そして長編ということで、主要メンバーみんながそれぞれ自分の推理を展開するのも密室ものっぽくて楽しい。この作者さん、こういう『お決まり』『テンプレ』を楽しませてくれる。廃墟の魔女が学園に降臨したら、テニス部のヒロインでは太刀打ちできないよね。すみれさんの気持ちを知ったマツリカさんが可愛い。続きますよね?楽しみにしています!2021/03/02
ベイマックス
72
なるほどね、面白かった。◎柴山の性格って(笑)。でも、まっ、小説だから誇張するよね。◎3冊目。あと2冊ぐらいで完結してほしいかな。学園ミステリーも楽しみだけど、柴山が姉の死を乗り越えること、そして、恋愛に進展することを期待したい。その恋愛の相手もまた、ミステリー(笑)マツリカは難関?松本さんが無難か。台風の目として、春日。小西もいるしね。 2020/07/31
みゆ
69
マツリカさん3作目は初の長編。今回は柴犬君ボッチ脱皮編かな。仲間も増え、居場所もでき、おばさん嬉しいです(o^^o) 実は私このシリーズは3部作で本作で完結だとばかり思っていたのですが、姉の死もマツリカさんの過去も謎のまま。続きを期待!相沢先生にエール!!!2024/02/12
坂城 弥生
58
人が死なないミステリーで長編って珍しい!2022/01/31
Koichiro Minematsu
49
Mediumを読後に読みたくなって読んだ。ミステリーの王道である密室殺人と思いきや、殺人が起きない挑戦的ミステリー。しかし、何気ない日常と錯覚のトリックを解決するストーリーが面白い。仕組まれている。2020/05/06
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