勝海舟と明治維新

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勝海舟と明治維新

  • 著者名:板倉聖宣
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 仮説社(2006/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784773501971
  • NDC分類:289.1

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内容説明

江戸時代の末期,浦賀沖に現れたアメリカの黒船の開国要求に揺れる日本。幕府と新勢力の薩摩や長州の対立がさけられない情勢になったとき,「国内が一致して外国に対抗しなくてはいけない大事なときに,内乱など起こしてはいけない」と,自ら負けを選んで江戸城を無血で明け渡したのは,幕臣の勝海舟でした。では,幕府の中にいながら,なぜ勝海舟は,そのように広い視野に立った判断を下すことができたのでしょうか?

 これまでの「勝海舟の伝記」では見落とされてきた新たな視点に立ち,歴史の中から海舟像を浮かび上がらせることに成功した画期的な評伝!

★★ もくじ ★★
はじめに  江戸時代の社会とその変化
第一章  勝海舟=麟太郎の生い立ち
第二章  先見の明を育てるもの
第三章  新しい時代のはじまり
第四章  開国か,勤王攘夷か
第五章  人びとの意見を変えた「攘夷の実験」
第六章  「江戸城」無血開城へ
第七章  不思議な革命,明治維新
あとがきにかえて  世界で通用する日本人,勝海舟
付録  勝海舟 年図
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

はじめに 江戸時代の社会とその変化―行き詰まる社会、揺らぐ「時代」の中から
第1章 勝海舟=麟太郎の生い立ち
第2章 先見の明を育てるもの
第3章 新しい時代のはじまり―オランダ語の効用
第4章 開国か、勤王攘夷か
第5章 人びとの意見を変えた「攘夷の実験」
第6章 「江戸城」無血開城へ
第7章 不思議な革命、明治維新
世界で通用する日本人、勝海舟―あとがきにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

健康平和研究所

1
98頁 阿部伊勢守正弘は1853年、全国各地の大名に「米国の国書の要求の可否を諮問する」ことにしたのは、今よりも民主的な気がする2024/02/15

さつ

1
勝海舟が取り組んだ明治維新というのは、大きな社会改革の事件です。ですからそのことを正しく理解するには、江戸時代の社会を正しく理解している必要があります。略ふつう誰でも知っていると思われることは他人に聞きにくいので、理解がとても曖昧になりがちです。そのため、明治維新も、勝海舟が成し遂げた仕事も、理解できなくなってしまうのです。という前書きに惹かれて図書館で借りた。2013/06/19

あいちおいちゃん

0
龍馬伝にあわせ読んだ。明治維新のすばらしさ、先を読む力のある人間がこういう時期に国を救うことがわかる気がした。2010/08/20

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