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出版社内容情報
妖艶なる蛇ミーナからの招待を受け、新たな契約と選択を迫られる一行。
そして、命懸けの戦いと交渉を切り抜け再び学園へ通う事になったルーグは、一学年上のローマルング家令嬢・ネヴァンより驚くべき依頼を受ける。
何でも世界最大宗教であるアラム教の教皇に魔族が成りすましているらしいのだが!?
「教皇の始末ができるのは世界で貴方だけ。この国のため、殺っていただけますわね?」
最高権力者の一角である"教皇"の暗殺、それもその正体は"魔族"という規格外。
「……前世を含めて生涯最高難易度の殺しだな。だが、やってみせる――」
人類存亡を賭けた究極の暗殺ミッションがはじまる!!
内容説明
妖艶なる蛇ミーナからの招待を受け、新たな契約と選択を迫られる一行。そして、命懸けの戦いと交渉を切り抜け再び学園へ通う事になったルーグは、一学年上のローマルング家令嬢・ネヴァンより驚くべき依頼を受ける。世界最大宗教であるアラム教の教皇に、魔族が成りすましているというのだ!?「教皇の始末ができるのは世界で貴方だけ。この国のため、殺っていただけますわね?」最高権力者の一角である“教皇”の暗殺、しかもその正体は“魔族”という規格外。「…前世を含めて生涯最高難易度の殺しだな。だが、やってみせる―」人類存亡を賭けた究極の暗殺ミッションがはじまる!!転生×無敵のアサシンズ・ファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
13
協力関係にある蛇魔族ミーナからの招待を受け、新たな契約と選択を迫られたルーグたち。ディア、タルト、マーハとの婚約したところ、ネヴァンからアラム教の教皇に成りすました魔族暗殺の依頼を受ける本巻。日常パートでは婚約パーティはほのぼのとした温かいもので、四人が想いを新たにする様子も微笑ましい。マーハがサプライズを仕掛けるというのがまた彼女らしくて好き。暗殺パートはこれまで以上にあっさりとしたものだが、女神と魔族、勇者の存在理由とこの世界を軋ませる不穏な要素が少し明らかになったのはよかった。次巻が楽しみ。2021/11/14
おにおん
11
五体目の魔族と戦う第六巻です。ただ今巻は魔族との戦闘がメインではなく、日常パートや世界の謎にまつわる話がメインでした。賛否両論ありそうですが、戦闘はかなり省略化されていました。個人的には、毎巻同じような展開をダラダラ描くより全然良かったと思ってます。そろそろ世界の謎を深堀りして、これまでとは違った面白さが出てくるといいなと思いました。2021/06/20
かっぱ
10
アラム教の教皇を暗殺を依頼されるシリーズ6弾。生命の実という爆弾を抱えることになったルーグがそれとどう向き合っていくのかがとても気になる。なんとか現状は抑え込んでいるようだけど今後の布石になってきそうだなあ、と。今回は婚約の話が良かった。大事にしたいと心から願う少女が三人。母親へと贈るアクセサリーに合わせて大切な三人に捧げた指輪と約束。規格外の魔族を退けることで暗殺者としては送ることができなかった平穏な生活を手に入れることができるのか。まだまだ楽しみなシリーズ2021/04/15
爺
7
一気読み。新刊しばらく出ていないようだけど、次巻出た時内容覚えていられるだろうか…。2021/11/16
彼方
7
蹂躙された学園が再建され、戻ってきたルーグたちが公爵令嬢・ネヴァンから聞かされた依頼はアラム教の教祖の暗殺。その裏には魔族が暗躍していて…第6巻。腐り操られた教会パートは中々しょうもないなぁ…と思いつつ、戦闘もスマートに終わるあっさりめの巻。それより見所は三人との婚約パートで、アットホームなトウアハーデ家で愛の誓いがまた…好意がストレートでスレてないのが気持ちいいところ、みんな大人すぎてしっかりしている…。前から勇者、魔王の怪しい部分がより一捻りありそうだったり根本的な謎が気になったりで、次巻も期待です。2021/10/31