納税、のち、ヘラクレスメス―のべつ考える日々

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納税、のち、ヘラクレスメス―のべつ考える日々

  • 品田 遊【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 朝日新聞出版(2024/09発売)
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  • サイズ B40判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022519979
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

こちとらこう生きるしかないんだ。
ダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊による【2000日超】×1500字の脳内記録!!

大好評『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』第2弾!
ダ・ヴィンチ・恐山こと作家・品田遊が、2018年から毎日欠かさず投稿を続ける日記「ウロマガ」(居酒屋のウーロン茶マガジン)。2000日超の投稿から厳選した記事を全文加筆修正、再構成して、エッセイからコラム、小説まで品田遊の鮮やかな表現をたっぷり味わえる超超贅沢な一冊!!!!
今回も、品田遊の原案を元に新鋭の漫画家・山素が描く「イデアのゆりかご」を収録。さらに、日記エッセイスト・古賀及子さんとの対談「毎日日記を書くふたり」も特別収録!
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 たいていの日記は夜に綴られるが、日中の疲れが文章に反映されることは避けられない。それってなんだか、総括される1日に対して失礼なんじゃないか。疲れているのは日記を書いている現在時点の都合であって、その疲れた体によって記述される過去そのものにはなんの罪もないのだから。
 人の日記を読んでいても、全般的にけだるげな雰囲気を帯びているような気がするが、やっぱりこれは、単純にそれを書いている現在において書き手が疲れている、というだけのこ
とではないか。朝起きてすぐに日記を書くような習慣なら、情報は同じでも語り口はだいぶ変わるはずだ。
 どんな文章でも、その「文章を書いている現在」が裏側に張り付いていると思うと妙な感じがする。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」という文章を書いている、その瞬間というのが歴史上のどこかに「現在」の形をしてあったはずで、書かれた文章にもなんらかの形でその温度が移っているのではないか。
(モノモノの章「夜」より)
――――

内容説明

ダ・ヴィンチ・恐山こと作家・品田遊による1500字×2000日超・脳内記録!!!日記エッセイスト・古賀及子との特別対談収録!

目次

モノモノの章(夜;鼻 ほか)
イキモノタチの章(寄生虫;カマキリ ほか)
コトゴトの章(公文式;花火大会 ほか)
コトバタチの章(bot;歌詞 ほか)
対談 品田遊×古賀及子

著者等紹介

品田遊[シナダユウ]
東京都生まれ。作家。ダ・ヴィンチ・恐山名義でウェブサイト「オモコロ」を中心にライターとしても活躍。2015年、JR中央線を舞台とした短編小説集『止まりだしたら走らない』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃおこ

27
バス乗り過ごしの原因本。『シャブシ。良い。スキシ。良い。』なんか引き込まれる文章なの。巻末には、古賀さんとの対談も載っている。古賀さんの日記は、随分前にTwitter経由で知って、web日記では飽き足らず通販で同人誌を取り寄せたことも。読み返してみようかな。2024/09/30

カノコ

23
ライター・品田遊の日記「ウロマガ」を加筆修正したエッセイ集第二弾。今作でもごちゃごちゃと考えているが、その濁流のような思考の流れに飲まれるのが楽しい。ユーモラスで切実、ときに冷笑的。とにかく斜に構えているようにも見えるが、あらゆる事象に対して真摯なだけなのかもしれない。読んでいて、ああ良いこと書いてあるな、わかるな、面白いな、と思うことが度々あったが、読み終えた今となってはすべて零れ落ちてしまったような気もする。無理やり進むことを強いられる日々のなかで、ぐるぐる考えて停滞することの心地よさがある一冊。2024/11/07

ぐっち

11
日記?創作??短めの文章でつづられていく品田さんの日常と思考。「ロールモデル」の「大抵の人はもっとウジウジして憂鬱なのではと思う。」に、ちょっとほっとする。タイトルの「ヘラクレスメス」は、そういう古代の思想家かなんかいるのかと思っていたら…!いや面白かったけど、境界がわかんないときがありますね。2025/01/13

トクナガ

9
前作の『キリンに雷が落ちてどうする』と同じく著者独特の世に対する見方・考え方が読み取れて面白かった。前の本よりも体験談が多めな印象なので個人的には考えの比重が多かった前のエッセイの方が好きだけどそれでも面白かった。2024/10/01

みかん猫

8
今作はただのエッセイじゃなく個と多、インターネットの悪意などについて注意喚起どころではない、もっと大きな…SOS?のようなものを放ってる気がする。前作と比べて笑いのレベルが一般向けに寄ってるというか物凄く読みやすくなったなーと思っていたら「p185.悪意」で著者が考え続けた賜物なのかと感動?驚き?慄き?当てはまる言葉がわからないけどこみ上がるものがあったり「p181.公開」でしょんぼり「p24.クッション」「p128.葬儀」で笑ったり等。通勤時間の合間にとてもちょうど良く、読み終わったのが少し寂しい。2025/02/25

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