角川文庫<br> 新訳 アテネのタイモン

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角川文庫
新訳 アテネのタイモン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 160p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041087930
  • NDC分類 932
  • Cコード C0197

出版社内容情報

アテネの貴族のタイモンは、気前よく散財しすぎて破産。金が尽きるや非情になる友人らを前に、人間世界に絶望する。隠居した森の洞窟で大金を見つけ、唯一の友アルキビアデスのアテネ復讐に力を貸すが――。

内容説明

財産を気前よく友人や家来に与えることで有名なアテネの貴族タイモン。貯えが尽きることを恐れる執事の忠告も無視し贈与を続けるが、膨れ上がった借金の返済に追われることに。「友達を試す」と他の貴族らに援助を求めるものの、手の平を返したようにそっぽを向かれ、タイモンは森へと姿をくらましてしまい…。忘恩、裏切り、破滅。普遍的なテーマを鮮烈に描く。未完の戯曲として議論を呼ぶ問題作が、瑞々しい名訳で甦る。

著者等紹介

シェイクスピア,ウィリアム[シェイクスピア,ウィリアム] [Shakespeare,William]
1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。82年、18歳で8歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、やがてロンドンで詩人・劇作家として幸運なスタートを切る。94年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員として名を連ね、俳優兼座付作者として活躍。およそ20年間劇作に専念し、劇作家として名をなす。1616年没

河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)他、児童文学新訳、戯曲など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Viola

6
救いのない話だったけど、これ好き。特に、食べて憎めのところ。(116ページ)注を読んでこの皮肉屋の哲学者が一気に好きになった。2020/01/14

ももいろ☆モンゴリラン

1
「突然の韻文」「ここから散文」の注釈があちこちに見られる。シェイクスピアと誰かの共作で、しかも未完の可能性があるほど、狂気の裏で破綻したストーリーが放置されている。でも本筋は、実は本音で己に話してくれていたのは忌み嫌っていたアペマンタスのみであったということですね。2024/03/20

けい

0
タイモンが薄情な友人に裏切られてから、人間を恨み嘆き悲しみ続けるシーンがあまり好きになれなかった。タイモンという人間がなぜあんなに純粋に自分の理想を信じ、他人に押し付けることができたのかという点が気になった。また、この作品はシェイクスピアとミドルトンの共作と考えられているおり、欠落や削除するつもりだったであろう部分などがあるという。そのあたりを書いていたあとがきも面白かった。2022/08/21

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