内容説明
下級文官の柳弦は、宮中で氷の美貌と噂の王族・玲侑のあまりの顔色の悪さを見かねて、無意識のうちに癒しの力を使ってしまう。その力を見込まれて玲侑の許に日参するよう命じられるが、その“癒し”は、玲侑の強すぎる魔力と、真逆の性質を持つ柳弦の魔力の相性が為す“奇跡の業”であった。ならば直接魔力供給しようと、次第に柳弦への接触と執着を深めてくる玲侑だが、柳弦は自身の体に異変が起きていることに気づき―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
13
最初に受の日常生活とかの描写がもっとあって、魔法や妊娠の仕組みと状況説明があればわかりやすかったかなあ。2020/03/17
あきら
5
ルビーコレクションは結構読んでるんだけど…この作品はひとつの物語として出版するには些か技量が足りない気がする。まず主役カップルのどちらにもそんなに魅力を感じない。エピソードが淡々としすぎてて、展開が全て唐突に感じる。そもそも主人公何も考えないで流され過ぎ。玲侑は国王になりたかったのならもっと苦悩しなよって思う。番外編を読む気もなくなるくらい本編が無理だった。今回はがっかり。2021/07/10
rin
1
kobo2019/12/22
さくさく
0
★3.6 web版。さらりと楽しく読了。名前が似たようなものばかりで、最後の子供達出現パートでは誰が誰だかわからなかった。2024/08/21
藍生
0
絵、世界観、登場人物などなど、好き。 戸部侍郎の人、最初女かと思ったら男で驚いた。男が妊娠するのは、その世界で生きている彼らには普通のことだから、説明がないのも仕方が無いと思う。寧ろ、この戸部侍郎の話を出すことでさり気なく説明出来ているのが凄い。 長男の話、もっと詳しく知りたいと思った。2021/04/12