角川スニーカー文庫 最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い〈２〉無能を演じるＳＳランク皇子は皇位継承戦を影から支配する

タンバ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 324p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041085301
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

優れた才能とSS級冒険者の力を持ちながらも、無能を装う出涸らし皇子・アルノルト。国を狙う謀略を正体を隠して阻止したものの、皇帝の戯れにより、国の代表として他国に赴く双子の弟・レオに同行するはめに。更に、その船旅の途中で『海竜』に襲われてレオと引き離され、2人は入れ替わることに!?
レオの振りを完璧以上にこなし、異国でも暗躍するアルだったが、目覚めた『海竜』が民に襲い掛かり――「竜の誇りか、くだらないな。人間を舐めるな」爪を隠した出涸らし皇子は、聖剣を召喚したエルナと共に、外交も『海竜』も完全制圧する！ 最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、激動の第二幕！

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内容説明

優れた才能とＳＳ級冒険者の力を持ちながらも、無能を装う出涸らし皇子・アルノルト。国を狙う謀略を正体を隠して阻止したものの、皇帝の戯れにより、国の代表として他国に赴く双子の弟・レオに同行するはめに。更に、その船旅の途中で『海竜』に遭遇してレオと引き離され、２人は入れ替わることに！？レオのフリを完璧以上にこなし、異国でも暗躍するアルだったが、目覚めた『海竜』が民に襲い掛かり―「竜の誇りか、くだらないな。人間を舐めるな」爪を隠した出涸らし皇子は、聖剣を召喚したエルナと共に、外交も『海竜』も完全制圧する！最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、激動の第２幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 旧柏バカ一代]

前回の魔獣の暴走で弟に手柄を立てさせホクホク顔をして、帝位争いを他人事のように見ていたアルへ皇帝が嫌がらせをして来た。弟と外交の使節をしろと。そのせいで帝都はガラ空きになるが新しい人材が現れる。安心して使節として行くが友好国と敵対している国の公子達が挨拶に来たが体調不良の弟になり変わって対応し、水竜が暴れて公子等の乗っていた船を沈められ、それをなるべく多く助けようと弟として奮闘する。そして、救出した重傷者を助けるため、臨検に来た軍艦の静止を振り切って強引に入港してしまう。 ヤバイ、感動してしまった。

2020/01/01

[よっち]

国を狙う謀略を阻止したものの、皇帝の戯れにより国の代表として他国に赴く双子の弟・レオを補佐するはめになった出涸らし皇子・アルノルト。その船旅の途中で海竜に襲われてレオと引き離され、2人が役割を入れ替わる第二弾。皇帝も分かってるんだなという展開でしたけど、アルがレオのふりをするのは簡単でも、レオが怠惰なふりをするのに難儀するのは面白いですね。入れ替わった状態でそれぞれが問題に向き合った二人が再び入れ替わるシーンには痺れましたが、ヒロインたちもまたそれぞれのやり方でアルのために動く展開はなかなか良かったです。

2020/03/25

[まっさん]

★★★★ 今巻も相変わらず面白い今作。web版と比べてほとんど差別化されていないものの十分に満足できる内容だった。現状では帝位争い要素はまだほとんど見られず、どちらかというとアル･レオの地盤固めの話が続くが、しっかりと冒険者･シルバーとしての暗躍模様を描いてくれたりWヒロインのフィーネ･エルナとの小話を挟んでくれたりとかなりバランス良く纏まっている印象を受けた。個人的にフィーネ･エルナはどちらも同じくらい好きなヒロインなのだが、今巻の書き下ろし部分のエルナとのエピソードで少しエルナ派に傾いた感がある。→

2020/02/03

[鳳梨]

読了。早速きました入れ替わり。面白かった。フィーネもエルナも王道ヒロイン。シルバーの正体がバレそうでバレない。

2020/05/25

[ささきち]

全権大使になったアルとレオが他国に行く話でどうなるのかな～と思っていたがなかなか良かったのでは？王様の嫌がらせによって兄弟仲良く他国に行ってしまうことで自営の守備やフィーネをどうするかと悩んでいたがフィーネは勇伯爵の家に守ってもらい自分の代わりは前回介入した冒険者のリンフィアがギブ・アンド・テイクな関係を築き予想以上に使える子で留守の間もほぼ完璧に守りきったと。他国に船で行くが途中で竜が現れたせいで兄弟は離れたばかりか入れ替わりを演じることになりレオになって頑張るアルが面白いｗ #ニコカド2020

2021/01/10