出版社内容情報
内容説明
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐために仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。物語の新たな可能性を切り拓いた、エンタテインメント小説の最高峰!
著者等紹介
伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971年千葉県生まれ。95年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞、第5回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
白いワンコ
518
共通の様式を持ちながら、読後感の異なる殺し屋シリーズ。3冊目『AX アックス』でこんな気持ちにさせられるとは、想像の範囲外だった。(…泣かされないぞ)と思い読み進め、「汚い仕事をずっとやってきたので」(354頁)で涙腺崩壊…意外過ぎる感動に、ぜひ浸って頂きたい2020/07/13
たかちん
462
伊坂ワールドに夢中になり、一気読みした。 殺し屋なのに恐妻家、そのコントラストがユーモラスであるが、加えて感動も驚きもあり、全体としてとても印象に残るエンタメ作品だった。2020/03/04
nanako
423
死について、生き方について、家族について考えさせられますが、会話やテンポはいつもの伊坂幸太郎。笑いながら泣かされました。2020/05/09
五右衛門
393
読了。随分待ってあっという間に読み終えちゃいました。やっぱり良いよね。伊坂節。兜登場しかも家族ぐるみでした。他の殺し屋も家族という背景を抱えていました。克己くん胸を張って自慢してください。あなたの父上は立派な?男でしたよ。しかも最終場面で妻と知り合った場面泣きながら心が温かくなり、仲介役のロボット医師をやっつける辺り又してもぐーを握り締めガッツポーズしてました。殺し屋シリーズ待望論者です。待ってます。この声って伊坂さんに届いて~2020/02/28
shinchan
387
恐妻家!人生長くなると多少は男子、感じる部分は有りますね。「兜」「克己」の印鑑は、流石ですね。イメージしながら読め非常に楽でしたね。昔、自宅の裏のフェンスにスズメバチに巣を作られたことがあり、<BEE>を読んでいて懐かしく思い出しました、、、。この小説、克己さんの存在でかなり救われましたね。 2020/03/22
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