角川スニーカー文庫 特殊性癖教室へようこそ〈３〉

中西 鼎【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2019/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041080962
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

早朝、特殊性癖教室で胡桃沢宵美が絶頂しすぎて、意識不明の重体となっていた。だが現場は密室。伊藤と胡桃沢朝日は宵美を絶頂させた犯人を探し始める。彼女は一人でお楽しみの上に絶頂したのか。あるいは性癖を活かした密室トリックか。事件の謎が解かれた時、ついに清楚系委員長である恭野の特殊性癖が明かされる。「人間はみな、特殊性癖を持っているんですよ」本性を明かした彼女を伊藤は「教育」出来るのか？最終巻でもエロ大盛り！水着シーンもあるよ。

著者等紹介

中西鼎［ナカニシカナエ］
１９９２年３月１６日生まれ。２０１７年、第２２回「秋」スニーカー大賞・特別賞を「特殊性癖教室へようこそ」で受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[MERLI]

最終巻だと言うので買いました。今までは読むのも気が引けるような部分もありましたが、今回は割とシリアスというか、エロだけじゃないなと思いました。恭野の性癖…怖いですね。どこかの宗教団体かなにかですか、人格破壊して記憶操作…洗脳させられる性癖って何？まぁ最終巻はそれなりに楽しめました、続きがありそうだったけどそんなことはないようです。

2019/04/25

[Merino]

遂に委員長の恭野さんの性癖が明かされるが、今回はどの巻よりも重苦しい展開だった。まぁそうは言ってもこの題名の本ですからもちろんいつものノリではあり、締めも良かったかなと。。。でも今巻はもうちょっと委員長とのお話を深掘りして欲しかったなあ。。。恭野さんも愛着の湧くキャラだったけど、やっぱりケモナー宵美さんをもっとフューチャーして欲しかったなあ。。。

2019/05/18

[真白優樹]

早朝の教室で宵美が絶頂し果てているのが見つかる中、恭野の恐るべき性癖が明かされる最終巻。―――教育できるか、全てを抱える彼女の心を。　とんでも性癖てんこ盛り、乱舞する肌色もてんこ盛り。　最後まで怒涛の勢いのまま、傍から見れば馬鹿でしかないのに彼等にとっては全力、そんな勢いで一気に駆け抜ける最終巻である。最後まで皆変態のまま、だけどそんな彼等だからこそ生み出せる面白さがある。またいつか、こんな頭のネジが全部どこかに行ったような物語に出会いたいものである。彼等のこれからもきっと面白い筈。 うん、面白かった。

2019/04/09

[彩灯尋]

心理的な野球拳。とにかく勢いで読んできた3冊。最後は意外とミステリーっぽい要素もあり、ストーリーをちゃんと楽しめてしまった。終わりが思っていたよりも早かったので、前作2冊を複雑な気持ちで読み進めて来たがなんだか寂しい気もしてしまうな。

2023/03/17

[ご主人様見習い]

完結。なにか解らないうちに対決モードなってあっさり数年後という結末。意味解らん。（＠＠；）

2019/07/17