出版社内容情報
丸の内の巨大企業「吉原不動産」。
突如、後継者候補に名乗りをあげたのは、
心霊物件再生部署、第六物件管理部部長の長崎次郎。
実は御曹司であるものの、姓を変え、吉原家と距離を置いてきた彼がなぜ?
部下の澪は混乱するが、先輩の高木が、
「次郎は呪いの標的になろうとしているのでは」と言い出す。
その呪いとは、吉原家の男性後継者は早死にする、というもの。
たまらず、澪と高木は調査を開始するが……。
予測不可能な第5弾!
内容説明
丸の内の巨大企業「吉原不動産」。突如、後継者候補に名乗りをあげたのは、幽霊物件再生部署、第六物件管理部部長の長崎次郎。実は御曹司であるものの、姓を変え、吉原家と距離を置いてきた彼がなぜ?部下の澪は混乱するが、先輩の高木が、「次郎は呪いの標的になろうとしているのでは」と言い出す。その呪いとは、吉原家の男性後継者は早死にする、というもの。たまらず、澪と高木は調査を開始するが…。予測不可能な第5弾!
著者等紹介
竹村優希[タケムラユキ]
山口県出身。小説投稿サイトから人気に火が付き、現在もエブリスタにて作品を連載中。2011年『シミ。~純愛、浮気、未練、傷跡~』(宝島社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukision
80
シリーズ5作目。今回第六物件管理部に関わる事態が大きく動く。市松人形の怖くも愛らしい姿がちょっとお気に入り。晃君の過去から一風変わった趣味の理由も明らかに。次回からの新たな展開も楽しみ。2022/02/04
あっちゃん
71
とりあえず第一部完といったところかな?(笑)一哉の件が明かされて今後の次郎はどうするのか?と思ったら予想外の展開で今後も楽しみ( ̄ー ̄)2025/01/27
はつばあば
67
あぁ、牧田さんごめんなさい🙇。犯罪者かも・・なんて疑ってごめんなさいね。それにしても悪に対して呪い返しってあるんですね。まぁ現実の世界だって・・小学校の先生4人が20代の同僚をイジメたってニュースしてましたよね。彼らも10月に入ってから登校されてないようですが・・。天に唾したら自分に落ちてくるってことでしょうかね。と言ってもなかなか相手に罰は当たらないですが。それが現実社会なんでしょ強い者勝ちって。このシリーズ怖かったけれどあの世に近づいてきたせいか、こういう本面白い。そのうち再読します(#^^#)。2019/10/04
papako
64
シリーズ一区切り。前巻のラストから暴走する次郎。やきもきする澪や第6の面々。高木は自分の祖父と再対決。お兄さんの件に決着がついた。そして第6が子会社化。なんだかんだ怖がりながらも物件調査してるところが楽しかったのに、ほとんど恋愛もの?な展開になってしまって残念。高木の出番や良さがあまりでなくてそれも残念。とりあえず、ここで私はシリーズ完結にしようかと思います。2019/09/30
よっち
45
突如、吉原不動産の後継者に名乗りを上げた第六物件管理部部長の次郎。会う機会もないまま混乱する澪に高木が「次郎は呪いの標的になろうとしているのでは」と言い出し独自に調査を開始する第五弾。明らかになってゆく吉原家の男性後継者は早死にするという呪いの真実。すれ違いかけた次郎との合流からの次郎兄失踪にたどり着く展開でしたけど、市松人形意外に活躍してましたね(苦笑)でもまだまだ続きそうな新展開にはホッとしました。それにしても巻末の晃のエピソードは何かいい感じに思えた関係だったからこそ、どうにも切なかったですねえ…。2019/09/29
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