出版社内容情報
いつの時代も、いくつになっても、その時代、その年齢に特有の「生きづらさ」というものがあります。
特に10代は、今まで遭遇したこともないような「めんどいこと」が次々と目の前にあらわれ、心がザワザワしやすい時期です。
例えば、一番、素直にならなくてはいけない場面や誰かに頼りたいときに、ひねくれた自分が突然あらわれ、意地をはったり、強がったりして、状況をさらに悪化させてしまったり……。
普段は妙に自信過剰なのに、最も大胆に振る舞ったり決断しなくてはいけない場面になると、臆病で小心者の自分が突然あらわれ、尻込みしたり、遠慮したりして、絶好のチャンスを逃してしまったり……。
こんなふうに、一番出てきてほしくないときに限って、出てきてほしくない方の自分が突然あらわれ、余計なことをする、ということが10代には多く生じます。
・早く気持ちを切りかえて、前向きになろう
・コミュニケーションは大事
・これからは冷静に判断し、計画的に行動しよう
そんなこと分かってはいるんだけど、それじゃあ、具体的に何をしたらいいのか、何から始めたらいいのか、その答えは誰も教えてくれません。
本書には、その答えがあります。
10代の皆さんに「知っておいてほしいこと」と「実践してほしいこと」を中心に、
意外と見落としがちな「考え方」や「対応方法」を、
マンガに登場するキャラクターたちによる例を挙げながら、たくさん紹介しています。
これらを知るだけで、「生きづらさ」が少しだけ、楽になります。
ピュアで繊細で壊れやすい10代の皆さんに、いつまでも10代の純粋な心を持ち続けている傷つきやすい大人たちに、そして10代とともに歩む親や先生方にも読んでいただければ幸いです。
内容説明
10代の「心のざわざわ」には対処法がある。人と比べてしまって自分に自信が持てない、SNSから離れられない、自分の性格が嫌になる→理想の自分に変われる!中学生・高校生~大人まで。
目次
第1章 今の時代は生きづらいのか(選択肢が増えると生きやすくなる?;「10人に1人」が珍しいことではなくなった ほか)
第2章 10代を颯爽とかけぬけよう(性格は変えられる?;そもそも性格って何? ほか)
第3章 レジリエンスの高め方Part1 知っておいてほしいこと(人それぞれ;正しい、正しくないの判断が私たちを生きづらくする ほか)
第4章 レジリエンスの高め方Part2 実行してほしいこと(やる気に満ちた日は1年に何回ありますか?;気球を空高く舞い上げる ほか)
著者等紹介
内田和俊[ウチダカズトシ]
1968年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。人材育成コンサルタント。1994年~2002年、大学受験専門の英語塾を経営。教科指導のみならず、効果的な勉強方法やモチベーションアップの方法を指導。その中で、心理学、コーチングを学び、カウンセリング事業を始める。その後、そのメソッドを社会人向けに展開し、大手企業を対象にした社員研修やコンサルティングを実施。1年間で約1万人に集合研修、500人に個人セッションを行っている。著書多数
石山さやか[イシヤマサヤカ]
1981年埼玉県生まれ。創形美術学校ビジュアルデザイン科イラストレーション専攻卒業。イラストレーター、漫画家。書籍装丁、CDジャケット、雑誌・小説・児童書挿絵など幅広い分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
絵本と児童書が多い本棚
感想・レビュー
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