出版社内容情報
大きくなりたい、別の世界へ行きたいと夢みてばかりいる一本のもみの木。
ある日、森から切り出され、お屋敷の中で美しくかざりつけられますが――。
本当の幸せとは何か。
一本のもみの木に人生をなぞらえ、アンデルセンが描く、心にのこる物語。
せなけいこ絵本作家デビュー前夜の幻の原画を復刻し、石井睦美により現代の子どもたちに向けて書き下ろされました。
今、この瞬間の幸せを大切に。
大人にも響く、大事なメッセージが込められた絵本です。
――関根麻里(タレント、一児の母)
内容説明
おおきくなりたい、もりのそとへいきたいとゆめみてばかりいるいっぽんのもみの木。すくすくとそだったあるひ、もりからきりだされうつくしくかざりつけられますが―。本当の幸せとは何か。いっぽんのもみの木に人生をなぞらえ、アンデルセンが描く心にのこる物語。
著者等紹介
せなけいこ[セナケイコ]
1931年、東京都生まれ。絵本作家。武井武雄氏に師事。1969年『ねないこだれだ』を含む「いやだいやだの絵本」シリーズ(福音館書店)でデビュー、1970年にサンケイ児童出版文化賞を受賞。ユーモアのある貼り絵で、子どもから大人まで世代を超えて愛されている
石井睦美[イシイムツミ]
1957年、神奈川県生まれ。作家、翻訳家。1990年『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞、2003年『パスカルの恋』(朝日新聞社)で朝日新人文学賞(筆名・駒井れん)、2011年『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞、2006年、サラ・マクメナミー『ジャックのあたらしいヨット』(BL出版)の翻訳で産経児童出版文化賞大賞を受賞
アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン] [Andersen,Hans Christian]
1805年生まれ、1875年没。デンマークの詩人、作家。「みにくいあひるの子」「人魚姫」「マッチ売りの少女」など、212編の童話を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nana
ケロリーヌ@ベルばら同盟
アクビちゃん@新潮部😻
杏子
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく