出版社内容情報
山白 朝子[ヤマシロ アサコ]
著・文・その他
内容説明
書物問屋で働く輪は、旅本作家・和泉蝋庵と彼の荷物持ち・耳彦と未踏の温泉地を求める旅に出ては、蝋庵のひどい迷い癖のせいで行く先々で怪異に遭遇していた。ある日山道で2人とはぐれてしまった輪は、足をすべらせて意識をうしなう。眠りからさめると、背丈が輪の3倍以上あるおおきな男が顔をのぞきこんでいた。心優しき異形の巨人と少女の交流を描いた表題作を含む9篇を収録した、かなしくておぞましい傑作怪異譚。
著者等紹介
山白朝子[ヤマシロアサコ]
2005年、怪談専門誌『幽』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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