出版社内容情報
不思議なことは”オモチロイ”ね。天才・水木しげるが描く『御伽草子』屁こきじいさん、鉢かつぎ姫、ものくさ太郎など……室町・江戸時代の庶民に親しまれてきた読み物『御伽草子』。その中でも人気の高い「猫のさうし」「福富草紙」「鉢かづき」「物くさ太郎」「瓜姫物語」「御曹子島渡」の6編を水木サン流にアレンジし、新たな息を吹き込んだ。化け物集会に付喪神、あまのじゃくや鬼などに加え、さらにはおなじみのねずみ男も登場!
妖怪画の一人者が新たに解釈し、生き生きと描き出す。
ユーモアとウィットに富んだ水木版・不思議昔ばなし
猫の巻
屁こきじいさんの巻
鉢かづき姫の巻
うりこ姫の巻
御曹子 島渡りの巻
コラム1 そもそも”御伽草子”とは
コラム2 「御伽草子」のジャンル分類
特別収録 水木サンが不思議について思うこと
水木 しげる[ミズキ シゲル]
著・文・その他
内容説明
室町・江戸時代の大ベストセラー『御伽草子』の中でも人気の高い「猫のさうし」「福富草紙」「鉢かづき」「物くさ太郎」「瓜姫物語」「御曹子島渡」を、水木サン流にアレンジし漫画化。化けモノ集会に付喪神、アマノジャクや鬼などに加え、さらにはおなじみのねずみ男も登場!妖怪漫画の第一人者が新たに解釈し、生き生きと描き出す。誰もが知る昔話が、ユーモアとウイットに富んだ水木版・不思議昔話として今、よみがえる。
著者等紹介
水木しげる[ミズキシゲル]
1922年(大正11年)生まれ。鳥取県境港市育ち。太平洋戦争時、激戦地ラバウルに出征し、爆撃で左腕を失うも九死に一生を得る。復員後は様々な職業につきながら紙芝居作家となり、以後、58年「ロケットマン」で漫画家デビュー。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』など。91年紫綬褒章、2003年旭日小綬章を受章。07年『のんのんばあとオレ』でフランス・アングレーム国際漫画祭において最優秀漫画賞を受賞。10年文化功労者。15年11月30日死去。享年93(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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