カドカワムック
幽 〈vol.29〉 - 日本初怪談専門誌 特集:刀剣怪談

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  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784041072660
  • NDC分類 905
  • Cコード C9493

出版社内容情報

「刀剣怪談」特集&京極夏彦「百鬼夜行」シリーズ開幕!ゲーム『刀剣乱舞』の大ヒットを契機に若い人たちの間でブームとなり、「お刀女子」といった言葉が生まれるなど、現在も高い文化的関心を集める「刀剣」の世界。実は刀剣と怪談とは、『古事記』や『風土記』の昔から、切っても切れない妖しい関係にあります。
スサノオによる怪物ヤマタノオロチ退治と霊剣「天叢雲剣(草薙剣)」奪取の古代神話は、中世に至ると、ヤマタノオロチの怨霊による霊剣奪還の呪いへと変容を遂げ、『平家物語』の「剣ノ巻」などに語られるとおり、源氏累代の宝剣による妖怪退治の物語群に流入してゆきます。そして近世の読本、浄瑠璃、講談などにおける妖怪退治の武勇伝へと受け継がれてゆくのです。
こうした「破邪の霊剣」の系譜の一方では、所有者を血塗られた殺戮へと誘う「妖刀伝説」も、近世以降さまざまに形を変えて語られるようになります。
刀剣をめぐる妖異不可思議な伝承は、近現代の時代小説はもとより、伝奇アクションやモダンホラー、SFファンタジーなど、多様な文芸ジャンルの作家たちの想像力を掻きたて、多くの名作怪作を育んできました。
このたびの特集では、怪談専門誌ならではの観点から、霊剣妖刀の世界に、エイ! ヤア! トウ! と斬り込んで参ります。 『幽』編集顧問 東 雅夫


巻頭特集「刀剣怪談」
・巻頭グラビア1  刀剣×怪異「遠野の赤」 描き下ろしイラスト:ホノジロトヲジ
・巻頭グラビア2  鍛刀アルケミー ?刀剣誕生の神秘?
・日本怪談紀行  東雅夫 「蛇と刀の信州路 ――千曲川の流れに沿って」
・エッセイ漫画   かまたきみこ 「天地の刃文 ?長野刀剣あやかし巡り?」
・復刻       「アンソロジー 妖剣怪奇」/日夏耿之介「古刀譚」
・特別寄稿     玉川奈々福×川崎晶平
・インタビュー   東郷隆、小松和彦、渡邉妙子
ほか

小説新連載  
・京極夏彦 百鬼夜行シリーズ新作
小説連載   
・有栖川有栖/山白朝子/円城塔/織守きょうや 
実話連載   
・藤野可織/中山市朗/福澤徹三/小池壮彦/松村進吉/安曇潤平 
漫画連載   
・波津彬子/諸星大二郎/花輪和一/高橋葉介/押切蓮介/岸浩史
エッセイ&書評&企画 
・南條竹則 ほか

京極 夏彦[キョウゴク ナツヒコ]
著・文・その他

有栖川 有栖[アリスガワ アリス]
著・文・その他

山白 朝子[ヤマシロ アサコ]
著・文・その他

円城 塔[エンジョウ トウ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かや児

5
怪談好きの審神者は見事につられました。とはいえ、刀剣そのものの魅力をキャッチする感性を持ち合わせていないので、刀剣の怪異とか神秘性の話題は「ふーん」程度で。。面白かったのは、名刀の逸話から解釈する歴史のパート(門賀未央子さんの記事と相性がいいのかな)源氏と化け物、武士の領分、、なるほどなるほど。。『九十九本の妖刀』ぜひ読みたい。「ばっかだなあ…w」と言いながらワクワク読める予感が強い。2018/07/28

海山ごはん

3
小説は上手い。実話怪談は面白い。値段は高いが、読み応えは充分ある。2018/07/10

flatscan

2
特集が刀剣。自ら謳ってるように刀剣乱舞に便乗してるわけだが、それでもなんとか幽らしい切り口になってる気がする。もうちょっと深く入って欲しかったけど。今回、山白朝子のが一番好き。ほのぼの系でイイハナシダナーと思ってたら、最後の最後にちゃんとオチがあって。ぞわってした。京極夏彦は例のごとく横断連載。どの方向性?って思ったら、多々良先生か! にしても、もともと混乱しやすい河童の話な上に、登場人物の喋りがもう混乱気味なので大混乱必至。尻を見つけたところで、後半(怪)へ。いやでも、続きは単行本出たら買って読むわ。2018/07/15

wabisuke

1
久々に買った幽。創刊号からしばらくは買ってたんだけどなぁ。面白かったのは、怪談実話と京極夏彦さんの河童の話。夏はやっぱり怖い話に限る。刀剣が特集されてたけど、あんまり興味ない(いや、好きなんだけど)ので、なるほど程度で終わってしまった…。刀剣乱舞とやらも興味全くないしね…。擬人化ってあんまり好きじゃないし。2018/07/16

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