出版社内容情報
永瀬 さらさ[ナガセ サラサ]
著・文・その他
紫 真依[ムラサキ マイ]
イラスト
内容説明
何者かに襲われ魔王クロードが記憶と魔力を喪失。乙女ゲーム世界に転生した悪役令嬢アイリーンとの婚約も忘れる。王不在で暴走を始める魔物と人間との緊張は高まり、アイリーンは皇太子の婚約者の肩書きも失いかけ…まさか破滅フラグ再び!?「だったら、またクロード様の心を取り戻すわ―何度でも」FDのラスボス・エレファスを仲間にし、転生聖女リリアの妨害も振り払い、WEB発・悪役令嬢がつかみとる物語の結末は!?
著者等紹介
永瀬さらさ[ナガセサラサ]
第11回角川ビーンズ小説大賞奨励賞&読者賞受賞。『精霊歌士と夢見る野菜』(受賞作改題・改稿)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
32
魔王様、どストライクです!そのうえ記憶喪失になって幼げで頼りなげな風情まで見せてくれるとは!すっかりデレデレににやけて読んでいましたが、途中から女性陣の暴走と激突の連続になってきてちょっと興が削がれてしまいました。セドリックのヤンデレ化で持ち直しましたが。それでも、初夜でのおあずけ展開とか「誰得よ!?」と言いたい。まさかこのネタで引っ張る気ですか?続きがでても買うかは魔王様次第かなぁ。2018/09/19
ぐっち
31
1・2のキャラも大量に出てきて、誰が誰でしたっけ、となりましたが、今回もアイリーンが強くて楽しかったです。特に初夜のオチ最高です。終わるのか続くのかよくわからなかったのですが、永瀬さらささん今後も追っかけたいと思います。2018/09/09
しゃちおおかみ
17
最初に行った大書店ではなんと売り切れ!平積台の上に空の囲みpopだけが残っていた…。三軒目で入手したのですが、「記憶喪失ネタ」は読む以前にどうしても萎え、そこからまた放置(汗)。作話上の記憶喪失って話の都合にあわせてるので、それ無しで話を作れないのかよ?って思ってしまう。ま、割り切ってそこからを楽しめってことですよね…ハイ。で、アイリーンと魔王様はそれなりに良かった(雑!)です。リリアのサイコパスぶりが怖い。彼女はリリアであってリリアでなくあくまでゲームのプレイヤー貫いてる。セドリックの反旗はどうなるか?2018/10/01
かおりんご
15
小説。今度はFDの世界へ。魔力と記憶が奪われたクロード様に、またしても猛烈アプローチをしかけるアイリーン。この果敢な姿勢、好きです。怒涛のような展開に、あれよあれよとひきづり込まれます。2022/04/16
ゆり
15
どんな危機的展開に陥っても着実に下僕を増やしていくアイリーン……。使えるものは全部使ってはたから見れば滅茶苦茶でも結局ほしいものをつかみ取っていくアイリーンはやっぱり格好いい!一番アイリーンの影響を受けているのはレイチェルじゃないだろうか、強くて頼もしい侍女姿がとても良かった。セレナもなんだか憎めなくなってきた。セドリックも。クロード様どうなるかと思っていたけど終盤の父達への対応とかさすが……そうかと思えば夜空に流れ星とか可愛すぎる。あとアーモンド最高でした。大好き!2020/01/03
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