角川文庫<br> ゆっくりたっぷりパリ暮らし

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角川文庫
ゆっくりたっぷりパリ暮らし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 231p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041069035
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

何でもゆっくりたっぷり。人生へっちゃらなパリジャンたちに魅せられて。40歳で飛び込んだパリ暮らし。あらゆるギャップに日々悪戦苦闘、けれど街にあふれる音に耳を澄ませば、パリジャンたちのゆっくりたっぷり、へっちゃらな生き方が見えてきた――。一喜一憂のパリエッセイ!

松本 百合子[マツモト ユリコ]
著・文・その他

内容説明

40歳にして一大決心、パリで一人暮らしを始めてみるも旅するのとは大違い!犬のフンと格闘し続ける街、大のおとなでもプティと呼び合い、誰でも濃厚ビズをほっぺたに。パーティはもちろん電化製品まで騒々しいし、コンビニはなくて当然。でもユーモアは真剣勝負、何事もゆっくりたっぷり人生を愉しむフランス人はやっぱりチャーミング!悪戦苦闘、一喜一憂の15年を綴るエッセイ。『それでも暮らし続けたいパリ』を改題。

目次

1 古くて懐かしい街並みとおおざっぱな下町的人情味
2 あっさりとは対極の面倒で愛あふれる距離感
3 「飲む」「食べる」「しゃべる」「休む」すべて、ゆっくり、たっぷり
4 不便とイライラがちりばめられた、人間的な日常
5 暗い街にひそむ、美しき光と危ない影
6 人生はドラマティックな舞台!
7 変わるパリ、変わらないパリ 永遠のエレガンス

著者等紹介

松本百合子[マツモトユリコ]
上智大学仏文科卒。商社OL、女性誌ライターを経て翻訳者に。2001年よりパリに暮らす。パリ8区と東京・銀座のレストラン「ドミニク・ブシェ」では、マダムとしても活躍している。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miww

76
単身フランスに渡り今はフランス人シェフの夫とパリで暮らす著者。日本人目線の観察が楽しい。ランチでステーキとフレンチフライを平らげ、日焼けも気にせず、少々の雨なら傘もささない。友人との食事に時間をかけ、サプライズが大好き。ボトルを捨てる大きな音や家電製品の振動音。と旅行で訪れるだけではわからないパリ事情が満載。アパルトマンの持ち主に義務付けられた外壁のメンテ、歩きにくさきわまりない石畳。だが古く美しい街並みはやはり素敵だ。2019/08/26

ユカ

28
「体に悪いものほどおいしい、体にいいことばかり考えていると病気になるよ」「(スキンケアや夏の日焼け止めなどの)ケアなんて時間の無駄、シワもシミも自分の過ごした時間と思えばいとしい」というフランス人の考え方が好きだと思った。一国の文化や慣習を身につけたあとで他国に行くと、自分が常識だと思っていたものが単なる人工的なつくりものだったことに気づいて、すごく愉快な気分になる。著者のビズや家電などの経験談がとてもおもしろかったです。2019/04/30

さけちゃん

6
私には夢がある。いつか海外に住んでみたいのだ。ということでパリ生活を疑似体験するためにこの本を読んでみた。…郷に入っては郷に従えとはいうものの、パリに住めるかな(´・_・`)でも、想像と実際に住むのは違うかもしれない。世界は広いな〜思ったより陽気な感じがしたのは、これまでと違う印象だった。2019/10/07

zuccalove

4
下町感のあるパリ。 暮らしてみないとわからない事も多い。 街並みや食べ物など、知らない事もあり、とても興味深い。素敵なところがたくさん出てきて読んでいて楽しかった。2019/12/26

vivi

2
★★★☆☆2019/04/19

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