出版社内容情報
時間を忘れてのめり込む、榎田ユウリ流アジアン・ファンタジー決定版!人の悪しき心を見抜くことができる奇蹟の少年・天青。
その能力は、次代の大神官に必要な強大な力だ。
けれど天青の中身はただのやんちゃな小僧……。
そこで、麗虎国の宮廷で、神官書生として学ぶことに。
保護者代わりの美貌の神官・鶏冠と、守り役で武人の曹鉄がいるから平気、なんて
甘く考えていた天青だが、待っていたのは神官書生たちのイジメ!
持って生まれたガッツで戦う天青だが、ちょっぴり疲れる時もある。
そんなある日、学校の課題で山へ出かけた天青は、
天真爛漫な少年・櫻嵐と出会い……。
珠玉のアジアン・ファンタジー第2弾、波瀾の学校生活!
榎田 ユウリ[エダ ユウリ]
著・文・その他
内容説明
聖なる白虎の伝説が残る麗虎国。人の心の善悪を見抜く奇蹟の眼を持つ天青は、その力を見込まれ、王都で暮らすことに。ど田舎出身だというのに、貴族の子息が学ぶ宮中神学院に入れられてしまう。天青を見下す学友たちの嫌がらせ、頼りになるはずの鶏冠の冷たい態度…孤立し寂しさを感じる中、課題で出かけた山で出会ったのは、自由闊達な少年・櫻嵐。そして美しい少女・紀希だった。珠玉のアジアン・ファンタジー第2弾!
著者等紹介
榎田ユウリ[エダユウリ]
東京都出身。榎田尤利名義でも著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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TERU’S本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミュポトワ@猫mode
140
宮廷神官物語の2巻目、読了しました。今回も面白かったです!この巻も笑いあり、涙ありでてんこ盛りな感じで、一気に読みきってしまいました!はじめかなりイライラしましたが、最後まで読んでほっこり♪やっぱりこうじゃないとね♪イライラするってそれだけ引き込まれてたんだよなぁって読み終わった後に気がつく…面白い本って読んでる最中は気がつかないんですよ。読み終わって一息入れて、読後感に浸ってる時に気づきます。続々と登場キャラクターも増えてきてそちらもてんこ盛りな感じで、3巻が楽しみです♪登場するキャラがね、良いのよね!2018/11/15
ぽんすけ
94
本物の慧眼児だった天青が村へ帰らず神学院に入学。大丈夫なんかいな。と思ったけど案の定学友たちからいじめられてるし。まぁ、ここに入学するのすごく狭き門だというし、入学するのは貴族の子が大半というわけで、良民ですらない天青は目の上のタンコブどころじゃないでしょう。しかし笙玲めっちゃ腹立つな。鶏冠は自分がかばえば、より天青の孤立が深まると思い厳しすぎるとも思える態度を取るけど、見えないとこでめっちゃ優しいお母さん。そして今作の新たな登場人物紀希と櫻嵐。すっかり騙されたわ。いい性格してるし今後の活躍に期待大。2021/02/08
りゅう☆
85
神官書生として学び始めた天青。でも新入生の洗礼は受けるし、味方である鶏冠からは冷たい態度を取られる。いじめは耐えれるけど、鶏冠からの辛辣な態度は本当にツラいよね。でも違うんだよ、大事に思ってるからこその鶏冠の態度なんだけど13歳の天青には分かんないよね。そして課題の山で出会った少年櫻嵐と美少女紀希。この二人がこれからも重要に関わってくるんだな。この物語で一番好きなキャラは櫻嵐かも?慧眼児の存在の大きさの恐怖に気付いた天青。その天青を守った鶏冠の言葉と行動に感動!鶏冠の愛は確かなものだよ。安心してね、天青♪2021/06/25
ゆのん
82
【宮廷神官物語2作目】神官書生として学舎で学び始める天青。厳しくも心を鬼にして天青を守ろうとする鶏冠がとってもかっこいい。乱麻と風麻の兄弟も気になる。登場人物がかなり増えた2作目。2372019/08/17
naoっぴ
68
シリーズ第2巻。慧眼児としての能力を買われ、神官書生の身分を与えられて神学院で学ぶことになった天青。山育ちの彼が宮中暮らしに馴染めるはずもなく、様々なトラブルが待ち受ける。物語のテンポの良さ、山あり谷ありの飽きさせないストーリー運びがうまいなぁ。ビジュアル的にも魅力的な登場人物たちばかりで、今後もどんな活躍をみせてくれるのか楽しみ。2019/09/06