出版社内容情報
「涼宮ハルヒ? 誰のこと?」いつもの日常のはずだった12月18日の昼休み。長門との戦いで消滅したはずの朝倉涼子が現れ、ハルヒは消えた。この世界改変は誰が起こしたものなのか。解説・尾崎世界観
内容説明
「涼宮ハルヒ?誰のこと?」珍しく俺の真後ろの席が空席だった12月18日の昼休み。颯爽と現れてその席に座ったのはハルヒではなく、長門との戦いに敗れて消滅したはずの委員長・朝倉涼子だった。困惑する俺に追い打ちをかけるように、名簿からもクラスメイトの記憶からもハルヒは消失していた。昨日まで普通だった世界を改変したのは、ハルヒなのか。俺は一縷の望みをかけて文芸部部室を訪れるが―。
著者等紹介
谷川流[タニガワナガル]
兵庫県出身。2003年、第8回スニーカー大賞“大賞”を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューを果たす。また、同時に、電撃文庫より『学校を出よう!』も刊行された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
208
映画にもなった有名な巻。個人的にはここが涼宮ハルヒシリーズの重要なターニングポイントだと思う。みなさんキョンに何らかの好意を持ってるような気がするがどうなんだろうか?2019/08/06
hnzwd
36
筒井先生に『とりあえず消失までは読め!』と言われて、完走。すごいわ。やりきった感ある作品。2019/03/04
おうつき
23
筒井康隆御大が最高傑作と評していた今作。期待値高めで読み始めたがそれをさらに上回る完成度。これまでのシリーズの要素を詰め合わせたSF.青春小説の傑作だった。過去の作品の舞台裏が明かされるのはどことなくバックトゥザフューチャーシリーズっぽい。2019/05/26
kubottar
22
映画化もした人気エピソード「消失」です。アニメで観た内容はすっかり忘れていたので、とても新鮮な気持ちで読むことができました。いなくなって初めてわかる寂しさかな。2020/09/05
緋莢
17
シリーズ4冊目。クリスマス・イブを間近に控えたある日。いつものように学校に来たキョンだったが、後ろの席に座ったのは、ハルヒではなく、朝倉涼子だった。さらに、クラスの誰もがハルヒを知らず、古泉が所属するはずの九組はクラスごと存在せず、朝比奈も長門も学校にはいるものの、ハルヒの記憶はなく…帯に<映画化もされたシリーズ屈指の人気作>とありますが、正直、初読時はそんなに印象残りませんでした(続く2021/06/02
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