出版社内容情報
イケメン数学者が連続放火事件の真相に迫る! 取り調べエンタメ第三弾!効率的かつ公平な取り調べを目的とする<特殊取調対策班>。この部署に所属する新米刑事・新妻友紀と天才数学者・御子柴岳人は、連続放火事件への捜査協力を依頼される。これまでに7件の放火事件が発生し、最初の火災で住民が焼死、3件目では消防士が殉職していた。御子柴は7つの事件現場の情報を解析し、容疑者の特定を目指すが――。
神永 学[カミナガ マナブ]
著・文・その他
内容説明
効率的かつ公平な取り調べを目的とする“特殊取調対策班”。この部署に所属する新米刑事・新妻友紀と天才数学者・御子柴岳人は、連続放火事件への捜査協力を依頼される。これまでに7件の放火事件が発生し、最初の火災で住民が焼死、3件目では消防士が殉職していた。御子柴は7つの事件現場の情報を解析し、容疑者の特定を目指すが―。「サークル仮説ですぐ解ける!さっさと資料を寄越せ!」毒舌なイケメン天才数学者が連続放火事件の真相に迫る!取り調べエンタテインメント最新作!
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でプロデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
42
シリーズ第3弾。今回は特殊取調対策班が連続放火事件を捜査していくお話でした。毎度のことながらテンポよく、なおかつキャラも魅力的なのでサクサク読み進めることが出来ました。自分的にいちばん犯人であってほしくない人物が最終的な黒幕だったのでちょっと凹みました。メインキャラのなかのあの人の心中を思うと、やりきれないですね。それでも、最後のシーンでは前向きになっている姿が見てとれたので、ホッとしました。面白かったので次回にも期待します。2018/06/18
みい坊
39
段々と御子柴先生の人間味がシリーズごとに馴染みやすくなっている。「バイアス女」っていうのは少し私自身の思考癖に重なってしまう気がして、読んでいて苦味が伴ってしまいます。物語は、何となく想像できた結末だったかな。赤眼のナイト八雲君が、今回も登場するのが嬉しいけれど、八雲君に晴香ちゃん。御子柴先生に友紀さん。何だか話の展開や背景が似通っていると思ってしまう。さらさら楽しめるシリーズとして次を待っています。2018/06/03
assam2005
32
天才数学者vs連続放火殺人事件容疑者。容疑者を確定した後も御子柴先生の理論を基に容疑者を追い詰め、自供・更正への一歩を踏み出させる。人の感情度外視なキャラかと思いきや、御子柴先生お得意の確率から正確に相手の性格を読み取り誘導する姿はちょっと見直してしまいました。赤眼のナイトも登場し、ああ、このシリーズにもはまっちゃいました。私って理系の先生に弱いのかも…。(笑)御子柴先生の今までとは違う一面が見れて、一挙にファンになってしまいました。2018/04/22
まみ〜
26
シリーズ第3作(たぶん?)友紀の高校時代の同級生で消防士になった日野が、「連続放火事件の次の発生場所を予測してほしい」と訪ねて来た?サークル仮説から範囲を絞った御子柴の指示に従い、友紀たちが巡回している時に不審人物を発見?時限発火装置を持っていたことから事情聴取し、犯行を自供したため逮捕?だが、御子柴の取調べによって、新たな事実が明らかに…? まあ良かったかな?ちょっと身勝手な人間もいましたが?友紀が最後に下した決断は良かったと思います?御子柴先生がちょっと変わってきてるのも良かった?2018/05/30
ひな
21
シリーズ第3弾。相変わらず口は悪いわすぐデコピン&手刀で好きにはなれないけど、今回は意外な面もあり若干嫌悪感は和らいだ。事件の方は登場人物が少ない分予想しやすいけれど、話が二転三転していくので、それはそれで楽しめた。例によって?八雲が登場するリンクもあり。そろそろ八雲のシリーズも続きが読みたいなあ。2018/06/07
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