出版社内容情報
手塚治虫が最後に描いた「火の鳥」の太陽編完結! 充実の新装版第12巻!地上の「光」と地下の「影」が対立する未来都市と、7世紀・壬申の乱の渦中……。
未来から古代へ、古代から未来へ往来する意識を持つ少年ハリマ(犬上)/スグルの「正義」への挑戦を通して描く終わりのない権力争い。
「信じるもの」の違いゆえに憎しみ合い、肉親を殺し、権力をわがものにしようとする者たちの闘いのドラマ、いよいよ完結。
過去も未来も、権力者はみずからを「神」と名乗る。
手塚 治虫[テヅカ オサム]
著・文・その他
内容説明
人類が地上の「光」と地下の「影」に分かれた未来都市で、「光」に捕った「影」のスグル。女戦士ヨドミが不思議にも生き返ったことを契機に暴動を起こし逃亡する。一方七世紀の倭国では、狼の容貌の犬上が、処刑を目前に都から逃れ吉野の大海人皇子のもとに辿り着いていた。出兵を決意した大海人に同行する犬上は道中で不思議な鳥に出会う。手塚が最後に著した『火の鳥』である太陽編、ここに完結。
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。勲三等瑞宝章受勲。漫画の神様と呼ばれ、現代の漫画文化を築き上げた人物。代表作に『ブラック・ジャック』(75年第4回日本漫画家協会賞特別優秀賞)、『陽だまりの樹』(84年第29回小学館漫画賞)、『アドロフに告ぐ』(86年第10回講談社漫画賞)など多数。89年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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阿部義彦