角川文庫<br> ゴールデン街コーリング

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角川文庫
ゴールデン街コーリング

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041118771
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「日本冒険小説協会公認酒場」と銘打ったバー〈マーロウ〉のアルバイト坂本は、本好きが集まるこの店でカウンターに立つ日々を送っていた。北海道の田舎から出てきた坂本にとって、古本屋街を歩き、マーロウで文芸談義できる毎日は充実感をもたらした。一方で、酒に酔った店主・斉藤顕の横暴な言動と酔客の自分勝手な振る舞いには我慢ならない想いも抱えていた。そんなある日、ゴールデン街で放火未遂事件が起こる。親しくしている店の常連「ナベさん」は放火取り締まりのため見回りを始めるが、その矢先、何者かに殺されてしまう。坂本は犯人捜しに立ち上がるが――。ゴールデン街がもっともゴールデン街らしかった時代の、ひりひりする空気を切り取った珠玉の長編!

内容説明

大学合格とともに北海道から上京してきた坂本は、ゴールデン街のバー“マーロウ”でアルバイトを始める。店主の斉藤は一世を風靡したコメディアンで、いまは書評家として知られていた。店には本好きが集まり、客と文学談義をする日々は充実していたが、悩みもあった。斉藤が度を超す酒乱だったのだ。バイトを続けていくか迷っていたそんなある日、殺人事件が起こる―。80年代の空気を活写したエンターテインメント長編!

著者等紹介

馳星周[ハセセイシュウ]
1965年、北海道生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。96年、『不夜城』で衝撃的なデビューを飾る。翌年、同作品で第18回吉川英治文学新人賞を、98年、『鎮魂歌 不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞を、99年、『漂流街』で第1回大藪春彦賞を、2020年、『少年と犬』で第163回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

57
80年代の空気が流れています。酒と煙草の匂いが蔓延しているように感じました。日々充実しているようで悩みもある。酒で忘れようと酔い潰れる姿が少し見苦しかったです。昭和ならではの時代の象徴が酒と煙草だったのかもしれませんね。2023/01/07

k5

52
馳星周版「アオイホノオ」と名高い今作。20世紀の冒険小説ファンとしては、煌びやかな世界を覗きみたような気にもなります。まあ、ゴールデン街ってあそこやけど。。。若さと結びついた生の感情が感じられて、主人公にどんどん感情移入しますが、「チャンドラーはファンタジー、人間とはもっとも汚いもの」という小説観にたどり着く主人公に反して、本作はとことんファンタジーで読みやすいです。ちなみに一冊前に読んだ『裂けて海峡』が主人公のお気に入り本として登場しますが、偶然なんです。2023/09/18

森オサム

36
著者の自伝的青春小説。「不夜城」以来20年振りの馳星周。エグい話は好きでは無いのでずっと敬遠してきましたが、本作は違う様なので当時の冒険小説界隈の雰囲気を知りたくて読んで見ました。著者のインタビューによれば、執筆時生存されている方は差し障りも有るので基本的に出さず、亡くなられた方の事は事実を含めて書いているとの事。しかし、お酒が全く飲めない私は酔っ払いが何より苦手。読んでて嫌になったけど、好きな物の事を深く話せる人達も貴重ですよねぇ。で、結局一番の感想は、内藤陳ってこんな人だったんや、と言う事です(笑)。2023/04/02

Malos

22
ここは歌舞伎町にあるゴールデン街。酒好きの多いこの街に、「マーロウ」という小説好きが集う酒場がある。小説について語らい、酒を交わし、醜くもある醜態の裏で事件は起こる。人情溢れる人々のコーリング。2022/10/24

ぷにすけ

21
あの「不夜城」の関連作品?と勝手に思っていたら、作者の青春時代を描いた作品でした。読んでよかったと思わせる内容で登場人物の一人一人が、愛しく思わせる人たちばかりでした。なんか昔、行きつけの飲み屋さんがあった頃を思わせるなぁ。しかし、平井和正のウルフガイシリーズが唐突に出てきたりして、ちょっとビックリ!意外な展開。たぶん押し入れに文庫本があるので、探してみよう!2022/05/11

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