角川文庫<br> 雨に殺せば

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角川文庫
雨に殺せば

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041066003
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大阪府警捜査一課“黒マメ”コンビが謎を解く! 直木賞作家の傑作ミステリ大阪府警捜査一課 “黒マメ”コンビの元に事件の報せが舞い込んだ。現金輸送車襲撃事件について事情聴取した銀行員が、飛び降り自殺したという。銀行員2名が射殺され約1億1千万円が奪われた襲撃事件と、死亡した銀行員の関係は? ふたりはやがて真相に近づいていくが、新たな犠牲者が出てしまい――。

黒川 博行[クロカワ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

大阪府警捜査一課の黒木と亀田、通称“黒マメ”コンビのもとに事件の報せが舞い込んだ。現金輸送車襲撃事件について事情聴取した銀行員が、飛び降り自殺したという。銀行員2名が射殺され約1億1千万円が奪われた襲撃事件と、死亡した銀行員の関係は?ふたりはやがて真相に近づいていくが、新たな犠牲者が出てしまい―。大阪弁での軽妙なやりとりと、重厚なハードボイルドの融合。直木賞作家が紡ぐ、傑作警察ミステリ。

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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修一郎

80
二宮と桑原のイケイケコンビほどではないけど,マメちゃんもようしゃべるし黒マメコンビも十分にキャラ立ちしてます。こちらはマメちゃんが主に筋読みしていくオーソドックスな警察推理モノで,このスタイルも好き。舞台は1985年,サラ金が跋扈していた時代だ。当時すごい勢いだったサラ金も,今はすべて銀行系列ノンバンクになってしまった。それ以外については時代違和感は全くなし。黒川さんの銀行ギライはよくわかった。美術の蘊蓄はさすがだし絵画ビジネスについて言及していらっしゃるところが初期の作品らしい。次,八号古墳へ… 2018/08/12

aoringo

77
銀行員二人が殺される1億円強奪事件が起こり、捜査一課の黒まめコンビが事件を追う。設定に時代を感じさせると思ったら、デビュー作品の続編だそう。拘束預金、浮貸しと言った銀行用語に少し苦戦したけど面白かった!まめちゃんふざけてばかりだと思っていたのに最後は彼の独壇場で推理も冴えていた。比べて主人公の黒ちゃんはあまり見せ場はなかったけどまめちゃんの扱い方が上手。もっとママと良い雰囲気になればいいな。2023/01/23

タイ子

53
なんと、黒川さんの今から33年前に執筆の本だそうな。何で今文庫本に?てなんて無粋なことは考えまい。大阪府警の捜査一課の刑事黒マメコンビが面白いわ~。1億1千万円が何者かに強奪され銀行員2人が殺された。プロの警備会社が輸送かと思いきやあの3億円事件も銀行員が運んでたっけ。本作の時代は携帯電話もなければネットもない、アナログだけに楽しめる場面もしばしば。容疑者が次々に殺される。黒マメコンビが地道にコツコツ、時に近道もしながら犯人を追い詰めていく。金利がどうのって小難しい文章も二人の漫才会話がそれさえ楽しめる。2018/05/20

くろにゃんこ

49
複雑だったな~ここまで考え抜いた犯行、すごい。そしてそれを解いてしまうマメちゃんの優秀さ(*^_^*)作者が美術教師をしていた頃の作品というのにも驚きました。2018/11/23

mr.lupin

48
黒川博行さんの著書15冊目読了。"黒マメコンビ"第二弾。今から30数年前の黒川さんの初期の作品。しかし思いの外古さを感じることもなく、さらさらっと読み進める事ができた。しかしマメちゃんの鋭い推理には驚かされた。イメージ的にそんなキャラだったかな?と、思ったりして。黒川さんの作品らしく大阪弁のメッチャテンポの良い作品だった。しかし、確かに内容がちょっと難しかったかな。☆☆☆★★2021/02/26

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