角川ビーンズ文庫 恋がさね平安絵巻―誰ぞ手にする桃染めの花

九江 桜【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 256p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041064597
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

近いのに遠い、偽りの初恋の人。この想いは「恋」、それとも……!?妖騒動からひと月。夏花は東宮の正体と本心に触れるも、こちらを避け続ける態度に不満を覚えていた。ある日、東宮妃候補たちは藤原家の別荘で若君の実母・紫女御と対面する。彼女の前で自身を偽る東宮の姿に胸を痛める夏花。だが厳重な警備の中、東宮の室に突き立てられたのは鬼が憑くという《呪いの桃の枝》！　東宮が呪われたのではと不穏な空気の中、今度は夏花がさらわれてしまい!?　想いと真実を巡る恋絵巻・第二弾!!

九江桜［ココノエサクラ］
著・文・その他

吉崎　ヤスミ［ヨシザキ　ヤスミ］
イラスト

内容説明

妖騒動からひと月。夏花は東宮の正体と本心に触れるも、こちらを避け続ける態度に不満を覚えていた。ある日、東宮妃候補たちは藤原家の別荘で若君の実母・紫女御と対面する。彼女の前で自身を偽る東宮の姿に胸を痛める夏花。だが厳重な警備の中、東宮の室に突き立てられたのは鬼が憑くという“呪いの桃の枝”！東宮が呪われたのではと不穏な空気の中、今度は夏花がさらわれてしまい！？想いと真実を巡る恋絵巻・第二弾！！

著者等紹介

九江桜［ココノエサクラ］
熊本県出身。第１４回角川ビーンズ小説大賞にて奨励賞を受賞した『いじわる令嬢のゆゆしき事情　灰かぶり姫の初恋』（改題・改稿後刊行）にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[ゆずきゃらめる＊平安時代とお花♪]

恋絵巻シリーズ第二弾♪怪しい人物の別荘で起こる桃の呪いというな名の陰謀。黒幕は源氏筋？藤原？流はまた守るために犠牲になるのかな。東宮と夏花は同じ思いが濃くなってる・・。

2018/07/22

[nagi]

平安絵巻第二段。東宮と長姫の距離が段々近づいて来るのがいい感じ。東宮妃候補の姫君達もそれぞれ個性豊かで素敵です。そして怪しさ満載の女御様。それぞれの因縁が明らかになる日が待ち遠しい。

2018/10/24

[粋]

二冊で終わりと思っていたら違うのか!?でも、続き出てないみたいですね。あの人のことも暗殺の黒幕も、タイトルの“恋”もどれも回収されず歯痒い。しかし、誰もあの人の正体に気付かないのが不思議でならん(苦笑)

2023/10/22

[はなりん]

仕えていた若君の敵を討つため、自ら囮となり僭称している東宮と、若君の幼なじみの姫の平安恋？絵巻第2弾。東宮の母に東宮と東宮妃候補4名の姫が別荘に招待されて…。鬼に取り憑かれた桃の話から、東宮が襲われたり、夏花姫がさらわれたり陰謀が渦巻く展開。東宮と夏花姫の距離が段々近づいてきてニマニマします。そんな中、流（若君）が記憶を取り戻して、この3人の関係がこの先どうなるのか楽しみ！

2018/09/15

[イカまりこ]

KindleUnlimited 2巻で完結なのかと思ってたけど違った！これ、続きはあるんだろうか？若君の謎だけだったらここで終わっても我慢できるけど、暗殺者の黒幕ははっきり知りたいよ。やっぱり死んだ人の影響は強い。まぁ実際は死んでないわけだけど。若君の大事な人だから守ってくれるんだろうなって思っちゃう夏花の気持ちと、そう思わなければって悩む東宮の関係性が私の好み。記憶を取り戻した流は4年前の生まれ変わった自分を受け入れることにしたんだろうな。藤大納言と一緒になってほしい。っていうか続き出して！

2020/10/09