角川文庫<br> ヒキコモリ漂流記 完全版

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角川文庫
ヒキコモリ漂流記 完全版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041062371
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「髭男爵」山田ルイ53世の爆笑と悲哀と救いの半生を描く珠玉のエッセイ「なんにも取り柄がない人間が、ただ生きていても、なんにも責められへん社会、いうのが正常です」という発言がネットで共感を呼び、その陽の当たらない青春が話題となったお笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世の半生。思わず笑ってしまうエピソードの数々は、実力主義、成果主義、グローバル化を無条件で「善」とする、生きづらい風潮に立ちはだかる、勇気と希望を与えてくれます。おそらく大多数であろう「普通の人」が「イケてなければポンコツ扱いされる社会」に対して、そこはかとなく抱えている後ろめたさに、免罪符を! 前進し続けることに疲れた人々に、振り返る「勇気」と立ち止まることの「正しさ」を! 「これでいいんだよ…」と社会に投げかける爆笑と癒やしの珠玉エッセイ。電子版には特典として、文庫化記念対談「山田ルイ53世×斎藤環(精神科医) 引きこもり問題の現状と正体」を収録! 引きこもり体験者と研究者が、アカデミックにそして面白く、引きこもり問題の正体に迫ります!
※本書は、2015年8月にマガジンハウスより刊行された『ヒキコモリ漂流記』に加筆・訂正し、改題のうえ文庫化したものです。


序章:引きこもりの朝/第1章:神童の季節/第2章:地獄の通学路/第3章:引きこもり時代/第4章:大学での日々/第5章:下積みからの脱却/第6章:引きこもり、親になる/文庫版あとがき (電子版のみ)文庫化記念対談「山田ルイ53世×斎藤環(精神科医) 引きこもり問題の現状と正体」

山田ルイ53世[ヤマダルイゴジュウサンセイ]
著・文・その他

内容説明

早くから神童と呼ばれ、いやらしくも巧みに自分を演出、見事名門中学に入学した無敵秀才少年は、なぜ突然引きこもり、望遠鏡で街を眺め、成人の日にテレビで夢を語る同級生を、部屋で見つめることになったのか。「なんにも取りえがない人間が、ただ生きていても、責められへん社会、が正常です」と優しく語るお笑い芸人が、文才をスパークさせ綴る挫折と再生の半生。七転び八起き、人生はやり直せる!日本一笑えて泣ける生き方指南。

目次

序章 引きこもりの朝
第1章 神童の季節
第2章 地獄の通学路
第3章 引きこもり時代
第4章 大学での日々
第5章 下積みからの脱却
第6章 引きこもり、親になる

著者等紹介

山田ルイ53世[ヤマダルイゴジュウサンセイ]
本名:山田順三(やまだじゅんぞう)。お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。兵庫県出身。地元の名門・六甲学院中学校に進学するも、引きこもりとなり中退。大検合格を経て、愛媛大学法文学部に入学も、その後中退し上京、芸人の道へ。2018年、自身も含めたお笑い芸人を赤裸々に綴った「一発屋芸人列伝」が、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞、話題となる。執筆、テレビ、ラジオなど多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

136
2018/8/30 Amazonより届く。 20201/20〜1/23 髭男爵山田ルイ53世の引き篭もり体験を綴るエッセイ。せっかく名門六甲中学に合格したのに、登校中に漏らしたことをきっかけに引き篭もりになり、その後も苦労を重ねる。悲惨な体験をユーモアとペーソスに溢れる文章で綴る名エッセイ。2020/01/23

お昼寝猫

95
髭男爵の山田ルイ53世さんのヒキコモリ時代を含めた自伝。なかなかの波瀾万丈ぶりだ。前作の『一発屋芸人列伝』もかなり面白かったが、この作品も負けじと面白く読める。芸人さんには地頭がいい人が多い印象だが山田さんも同じだ。神戸の難関中学に合格しているし、長いヒキコモリ時代があっても大検を取って国立大学に入学した。そしてその地頭の良さは文才にも充分に発揮されている。二発目の大ブレイクが来るかはわからないが、山田さんは芸人を含めたマルチな才能でこれからも楽しませてくれるように思う。2024/04/20

あきぽん

94
元神童のひきこもり経験者の芸人の半生。ホームレスや多重債務の経験もある。きれいごとは一切なく、家族は美化せず、あくまで泥臭く、力強い本。大切なのは転ばないことではなく、何度転んでも起き上がるということを体を張って示してくれている。あとがきで、その経験は無駄だったというところもナイス!2019/06/25

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

60
お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世の挫折と再生の半生を綴る。カドフェスの中の1冊。神童と呼ばれ、名門六甲学院に進学。中学1年の途中から20歳まで6年間ひきこもる。大検を取得して大学に入学したものの、2年もたたずに退学して上京。芸人として下積み生活。思わず笑ってしまうエピソード満載。「ヒキコモリの6年間があったから今の山田さんがあるのですね。」「そうです、あのときの経験が今の自分に役に立っている」とでも返しておけば無難なのに、「あの6年は完全にムダでした。」と答える。そんな正直なところがいい。2019/09/14

さおり

49
私は基本的にクズが好きですが、それでもやっぱり好きなクズと好きになれないクズがいます。山田さんは本当に本当に嫌なタイプのクズ。「あの頃のオレ、クズやなー」と振り返ってるあなた、今もそうとうクズよ、って感じ。でもね、クズなんだけど娘さんを愛してるわけよ。というか、ずっと「人生が余ってた」のに、娘さんが生まれて時間が足りなくなっちゃったんだって。今までの何もかも、取り返せたような気持ちになっちゃうほどのことなんだろうねやっぱりそれは。2019/09/12

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