角川文庫<br> 京都なぞとき四季報―町を歩いて不思議なバーへ

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角川文庫
京都なぞとき四季報―町を歩いて不思議なバーへ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041061367
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

京都の大学の散歩サークル「加茂川乱歩」の遠近倫人の周りには、つねに謎が寄ってくる。同じサークルの謎解きが大好きな理系女子・青河幸の気を惹くため、奮闘するも、目の前の謎は手強いものばかり。

内容説明

時間や場所を問わず、京大構内で営業を始める「三号館」は、謎を持つ人しかたどり着けないという不思議なバー。妖艶な女マスターは、どんな悩みや謎もすっきり解決してくれるという。四つ葉のクローバータクシー、鴨川の川床、京都水族館、祇園祭…街歩きサークルの遠近倫人は、身近で起こった不思議な出来事の謎を「三号館」に持ち込んでみるが…。季節感溢れる古都で起こる不思議と恋。学生たちのほっこり京都ミステリー。

著者等紹介

円居挽[マドイバン]
1983年奈良県生まれ。京都大学推理小説研究会出身。2009年『丸太町ルヴォワール』でデビュー。同作は「ミステリが読みたい!2010年版」新人賞国内編で2位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

127
京大の都市伝説として語られる謎のバーに主人公遠近(トーチカ)がミステリーを持ち込みカクテルを飲み謎を解決する話。軽く読めて楽しめました。2018/12/21

aoringo

62
京大生、黒髪の乙女、片思い、何かに似てるなぁと思っていたけど、中身はしっかりミステリーだった。大学内に神出鬼没するバーの美女。お代として持ち込まれる日常の謎を解決していく。最後のほうまでバー「三番館」は幻で蒼馬さんもあやかしの存在だと信じて読んでいた・・2018/10/30

kk

50
私ことkk、散歩が好きです。京都も好きです。でも悲しいかな、東京に住んでいるので京都を気軽に散歩するなんてわけにはいきません。そんなkk、この本を読んでかなり愉快な心持ちになれました。お話のプロット自体はそんなに吃驚するほどのもんじゃないのかもしれませんが、この本の全体的な設定とか雰囲気とかに強く心を惹かれてしまいました。2018/12/27

よっち

47
京都大学の散歩サークルに加入し、謎解きが大好きな理系女子・青河に惹かれた新入生の遠近。彼女の好む謎を求めるうちに、謎を持つ人しかたどり着けないという不思議なバーのバーテンダー・蒼馬美希と出会う京都不思議ミステリ。四つ葉のクローバータクシー、鴨川の川床、京都水族館、祇園祭と京都らしさに絡めた謎と、謎解きを助ける「三号館」とそこで語られるカクテルのうんちく、なかなか進展しない恋の行方。だんだん謎めいた美希さんに比重がシフトしたようにも思えた展開でしたけど、その後どうなったか気になるので続編に期待したいですね。2018/01/16

なな

44
京都が舞台の小説を最近よく読んでいます。京都×謎解きには惹かれるものがあります。関東在住で京都には数えるほどしか行ったことがないですが、街並みを想像するだけでもワクワクします。トーチカくんが素直な男の子という印象で可愛く思えました。青河さんとうまくいってほしいです。三号館は、架空のバーだと思っていたので実際に存在していたことに驚きました。蒼馬さんの正体にも。早く続編を手に入れて読みたいです。2019/01/22

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