出版社内容情報
警視庁捜査一課の郷謙治は、刑事でありながら、警視庁剣道部で研鑽を積む剣士。豊島区池袋で三件の連続放火・殺人事件が発生し、郷は捜査に駆り出されることになる。放火現場はいずれも社会保険労務士事務所の関連箇所で、焼死したのは労務士の小田原誠だった。相棒の竹入とともに小田原の過去を洗う郷は、小学校時代の「いじめ」に注目するが……。郷の見立ては果たして事件の本線なのか。気鋭の著者が初めて挑む、書き下ろし警察小説。
内容説明
警視庁捜査一課の郷謙治は、刑事でありながら、警視庁剣道部で研鑽を積む剣士。豊島区池袋で3件の連続放火・殺人事件が発生し、郷は捜査に駆り出されることになる。放火現場はいずれも社会保険労務士の関係各所で、焼死したのは労務士の小田原誠だった。相棒の竹入とともに小田原の過去を洗う郷は、小学校時代の「いじめ」に注目するが…。郷の見立ては果たして事件の本線なのか。気鋭の著者が挑む、書き下ろし警察小説。
著者等紹介
須藤靖貴[スドウヤスタカ]
1964年東京都生まれ。豊島区池袋に育つ。駒澤大学文学部卒業。スポーツ誌の編集者などを経て、「俺はどしゃぶり」で第5回小説新潮長篇新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
28
須藤作品らしく真っ直ぐな主人公。取り調べのシーンは斬り合いみたいな緊迫感があって良かった2019/06/17
シアン
8
一応警察官が主人公だけど、現代の剣士の物語といった感じ。剣道をやったことがないので、理解は出来るけど、共感はできない。むしろ柔道派。2018/03/13
ばななな
7
須藤さんのスポーツ小説が大好きなので、今回は警察物だと思ってとても楽しく読みました。 うん、スポーツ小説でした!剣士として、試合に備え、戦う姿が好きです。2019/01/19
K
3
警察剣道の剣士が刑事の仕事をするって大変そう。取り調べシーンは斬り合いという雰囲気で面白かった。2018/03/17
むりかもまるがお
2
楽しく読んでいたけれど、最後はちょっと…2018/02/07