内容説明
厳父もあれば慈父もいる。明治大正期の父親の実像。犬養毅・鳩山和夫・原敬・浜口雄幸・橋本雅邦・長与専斎・夏目漱石・児玉源太郎・小村寿太郎・浅野総一郎・渋沢栄一・森鴎外―明治大正の政財界・文画壇等で活躍した人々の家庭での実像を伝える。
目次
犬養毅（犬養健）
鳩山和夫（鳩山一郎）
原敬（原奎一郎）
浜口雄幸（浜口雄彦）
橋本雅邦（橋本永邦）
長与専斎（長与善郎）
夏目漱石（夏目伸六）
児玉源太郎（児玉秀雄）
小村寿太郎（小村捷治）
浅野総一郎（浅野総一郎）
渋沢栄一（渋沢秀雄）
森鴎外（森於莵）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katashin86
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もともと昭和11年に毎日新聞が連載・刊行した、「近代日本建設の功労者」12人をその息子が振り返る回顧録。12本それぞれ面白く読めたが、中でも政治の世界ではあまりに合理的で人間味の全く感じられない原敬の章、養嗣子に見せる思いやり・情がとても印象的だった。2021/07/21
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