角川ホラー文庫<br> 怪談狩り―禍々しい家

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角川ホラー文庫
怪談狩り―禍々しい家

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041057346
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報



中山 市朗[ナカヤマ イチロウ]
著・文・その他

内容説明

怪奇蒐集家・中山市朗が狩り集めた戦慄の建物怪談。人の気配がない角部屋から聞こえる妙に大きな生活音、引っ越し先で見つけた不気味なビデオテープ、誰もいない子ども部屋で突然鳴りだすおもちゃの音、夜の駐輪場の地面に這うモノ…。「新耳袋」で話題騒然、今もさまざまな憶測を呼ぶ「山の牧場」の、ここでしか読めない後日譚6話も収録。どの町にもある普通の建物が、異様なものを孕む空間かもしれない。文庫オリジナル。

著者等紹介

中山市朗[ナカヤマイチロウ]
兵庫県生まれ。怪奇蒐集家、オカルト研究家、放送作家。作家育成塾「作劇塾」の塾長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

164
「キッチンの修繕」や「ビデオテープ」のように部屋に誰かの念が残っているのは普通にありそうで恐い。「気持ちのいい部屋」ではT美という専門学校生がドーナツを壁のフックに掛けたり食器をバスタブに浸けたり奇矯な行動をしていて、やはり過去にここで事件のあったことがわかる。「メリーさんの館」など謎の建物は恐さと同時に好奇心もそそるが、中でも「山の牧場」は行く度に形状が変わり、廃屋なのか使っているのかもわからず、階段やトイレがなかったり大量のお札が貼られていたり…ここで一夜を過ごす話は、本当なの?と思うほど異常だった。2020/06/25

HANA

71
実話怪談集。家というテーマで怪談がまとめられている。どの話も外れは無く、流石の著者の力量を感じさせる一冊。淡々としすぎのような気もするけど、それはそれで『新耳袋』以来の持ち味だしね。中には「置屋」とか読んでると異常に不穏な話も紛れてるので油断できないし。ただ白眉は何といっても「山の牧場」後日談シリーズ。改めてこの話に触れたけど、怪談にも陰謀論にも幾重にも怖いものが重なりあったものが感じられる名作だと再確認できる。著者の方もテレビで紹介したり、近くでテント一泊して怪談会したりとやりたい放題の気もするけど。2020/04/09

あたびー

44
建物って、本来夜とか自然とか、大きくて得体のしれない怖いものから守ってくれる存在じゃないですか。自分の住む家ってその最たるものですよね。そこで怖いことがあったら、人間どこへ逃げたら良いのでしょうか?そんな怖い話で一杯の怪談集です。「山の牧場」についてのレポートが時系列に並んでいます。何が何やらわからないので本当に怖いですね。「メリーさんの館」というのも初めて聞きました。よくそんな怖いところに入ってみますね。理解できません。でも入った人がいるから怖い話が読めるのでもあります。あーこわ。2021/07/10

澤水月

42
ルームシェアが怖い!「めんどい」という言葉に尽きる…めんどくさい、とも言えないほどの気だるさに戦慄。金の鳳凰、置屋も良い。雑誌連載ぶんと山の牧場総集編なので既刊ではないが全て追っていれば既視感はある、ただ不思議ナックルズは90年代からだったか!などほぼ追ってる自分にも愕然2017/06/21

p.ntsk

41
怪談蒐集家中山市朗さんによる家や建物に纏わる実話怪談集。このジャンルのパイオニアだけあって読みやすい。「一家四人」「角部屋からの訪問者」「メリーさんの館」「メリーさんの館後日譚」「奇妙な手紙」「気持ちのいい部屋」などがよかった。特に怖面白かったのは「置屋」。そして最後の50pほど割いて掲載されているのが代名詞とも言える山の怪談(「山の牧場についての覚書」「山の牧場後日譚」)。普通の実話怪談の枠を超えている。どこまでいっても謎に包まれる『Xファイル』を観るような読み心地。 2023/10/02

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