出版社内容情報
望月 麻衣[モチヅキ マイ]
著・文・その他
内容説明
京都に張られた護りの結界の補強に向けて、小春たち対策チームは準備合宿をすることに。楽しい夜が一転、丑三つ時に小春たちは異形の者の行列に遭遇する。澪人の力で事なきを得たが、早く結界を張り直さないと京都に『魔』が入り込んでしまう。しかし祈祷に臨む直前、和人の前に怪しい影が―。京都の平和は守られるのか。そして和人に想いを打ち明けられた小春の答えは?大人気不思議ミステリ、ときめきの第7弾!
著者等紹介
望月麻衣[モチズキマイ]
北海道出身。2013年にE★エブリスタ主催第2回電子書籍大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寂しがり屋の狼さん
127
澪人と小春、前世からの『縁』で再び結ばれる二人。おめでとーーー🎵(◕ᴗ◕✿)和人にはビックリ(笑)そして大活躍のコウメちゃんも尻尾が3本に!良かったね。心ときめくシリーズ第7巻。2024/12/02
スズ
114
結界修復チームの合宿計画も始まり、結界補強の下準備を進める小春達。そんな中、澪人から下鴨神社の蛍火の茶会に誘われ心揺れ動く小春だが、時折強烈な悪意の視線を感じるようになり…。前世の数奇な恋に囚われていた小春と澪人も、過去ではなく今の自分の想いに正直になり、互いに心通わせる事を決めた姿が良かった。涼やかな余韻が広がる水饅頭やみたらしアイス等、宗次朗の創作和菓子の魅力も抜群。互いに不器用でくそ真面目な小春と澪人ですが、彼らを支えてくれる人々の温もりが物語を明るく照らしています。下鴨神社の蛍火見物行ってみたいな2019/04/14
ゆみきーにゃ
94
シリーズ七作目。キャー!!!ついについについにだね。小春良く頑張ったね。嫉妬で人間ってここまでおかしくなってしまうんだね。怖い。小春と和人の前世の関係性にビックリ。今後の展開が楽しみ!2020/07/03
papako
76
このシリーズ、苦手だ。これは私の解釈ですが、こういうのは乙女ゲー展開なんじゃないかと思う。私の中では厨二っぽいんだよな。とりあえず、小春と澪人がおさまるところにおさまって、ひと段落。なので、ここでおしまいにします。2020/12/04
はつばあば
70
京都と言うところは作家さんにとって想像力を掻き立てるところなんでしょうかね。五芒星に当てはまるところにそれぞれの神社が。しっかり京都を網羅されています。管狐のコウメちゃんも尻尾が三つに。二人の恋は成就したし・・。めでたしめでたしで終わるには勿体無い。宗次郎さんのように京にも主上がおられるのも確か。もっともっと読ませてもらえるのを楽しみにしています2020/01/05