角川文庫
深海のアトム〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041052082
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本に希望をもたらす、 圧倒的スケールのスペクタクルエンタメ巨編!海沿いの国、陸滸国で漁業を手伝う少年カイの周辺で、原発誘致計画を巡る隠された巨大な陰謀が明らかになる。やがて国を大地震と津波が襲い、それぞれが復興に向けて新たに一歩を踏み出していく――。

服部 真澄[ハットリ マスミ]
服部真澄(はっとり・ますみ):1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。処女作は95年、『龍の契り』。97年『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞。以来、国際情報小説、歴史小説など幅広いジャンルの作品を刊行。近著に『エクサバイト』『ポジ・スパイラル』『KATANA』『天の方舟』『クラウド・ナイン』など。

内容説明

東北地方沿岸に広がる陸滸国。漁業を手伝う少年カイは、水泳の訓練中に海に投げ込まれ行方不明になってしまう。辿り着いた洞窟で、カイは衝撃の光景を目撃していた。同じ頃、米国では生物資源研究の権威キタヒロ教授が数十年ぶりに故郷の陸滸国に帰る準備をしていた。ある決意を胸に秘めて。やがて陸滸国で渦巻く巨大な陰謀が明らかになっていく。果たしてすべてを企む黒幕はいったい誰か。壮大な物語がいま幕を開ける―。

著者等紹介

服部真澄[ハットリマスミ]
1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。処女作は95年、『龍の契り』。97年『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞。以来、国際情報小説、歴史小説など幅広いジャンルの作品を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiyu

6
設定自体は非常に興味深い。しかし、もう少し細やかな説明があってもよかったし、感情移入はしにくかった。また、上巻全編が序章なのかな?そう感じる印象であった。下巻に期待したい。2017/03/20

YH

4
現代の日本なのにリアス国があるという設定が最初は飲み込みにくかった。あの地震が起こらなかった設定?と思っていたら、地震にまさに襲われる描写もあり、架空設定の理由は分からずじまい。物語としてはなかなか面白い。少年の冒険、原発誘致による地方の争いなど、読み応え充分。2017/09/23

2echo

2
おぉ!どうなる~いろんな思いが交差しているが~2017/05/12

yuri_azucena

1
だいぶ前に著者の「龍の契り」を読んで面白かったので本書を手に取りました。緻密で複雑に張られた伏線が、この後下巻でどのように収集していくのか楽しみ。聞きなれない科学用語に戸惑うかなぁと思ったけれど、あの東北の震災を想起させる内容で、当時のことを思い出したりして意外と理解は難くないかも。 「龍の契り」は香港返還に関わる話だったけれど、本書にはスマホとかタブレットも当たり前のように出てきて、(今更ながら)時間の経過を感じます……2018/11/05

いさおう

1
☆☆☆ 重厚なストーリーだが伏線多すぎて回収できてない。2018/03/14

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