小学館文庫<br> ある意味、少しだけ上を向いて歩こう

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小学館文庫
ある意味、少しだけ上を向いて歩こう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 231p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094086676
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

取り立てヤクザの出現で人生がアゲアゲに?

アラフォーのカフェオーナー朝子は、恋人を亡くしてから店の経営が傾き、病身の父の介護もあって、八方塞がりの日々を送っていた。そこに、従業員の日下の借金取り立てのため、岩田がやってくる。
岩田は日下の本業である俳優のオーディションを受けさせるが、同行した舎弟のアキラが日下が落ちたことで怒り、そこをなぜか評価されてアキラが主役に決まってしまう。従業員の希美が元警官の朝子の父に知らせたために、岩田は警察に連行されるが……。
取り立てヤクザの自分勝手な振る舞いにより、周囲の人間がこれまでの生き方を考え直すことになり、結果的にそれぞれの人生が好転していくという異色小説。
『ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか?』『ある意味、ここじゃないような気がするんですけど』に続く、ヤクザの岩田が活躍(!?)する
シリーズ第3弾。文庫書き下ろし。
解説は、青木千恵氏(フリーライター、書評家)。

内容説明

アラフォーのカフェオーナー朝子は、恋人を亡くしてから店の経営が傾き、病身の父の介護もあって、八方塞がりの日々を送っていた。そこに、従業員の日下の借金取り立てのため、岩田がやってくる。岩田は日下の本業である俳優のオーディションを受けさせるが、同行した舎弟のアキラが日下が落ちたことで怒り、それを評価されてアキラが主役に決まってしまう。従業員の希美が元警官の朝子の父に知らせたために、岩田は警察に連行されるが…。ヤクザの自分勝手な振る舞いが、周りの人生をなぜか好転させていくという、「岩田シリーズ」第三弾。

著者等紹介

藤井建司[フジイケンジ]
1965年、奈良県生まれ。週刊誌などでライター活動をする傍ら、小説を執筆。2008年『ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか?』で小学館文庫小説賞優秀賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あー

12
第3弾はカフェの再生。今までのようなインパクトに欠ける気がしたのは、ハチャメチャな岩田とアキラに慣れたからかな~。2024/05/01

Happy

3
強面のやくざが一般市民を巻き込んでいくのだけど、なぜかその人たちの人生が好転していく不思議な話の第3弾。この本から読んだけど、前作を知らなくても大丈夫。一話完結の話なのでそれなりに面白く読めた。他のも見つけて読んでみようかな。2019/07/31

yomineko@ヴィタリにゃん

1
朝子のお父さん、、、涙。岩田とアキラが面白かった。2017/10/31

亀之助

0
岩田力男シリーズ。カフェを舞台にした借金取りの話だが、まぁやる気の無い連中ばかり出てくるな。炊事番の赤城や朝子の親父がイイ味を出しているな。2015/01/26

次へ

0
傍若無人な借金取立人・岩田の登場でギスギスがニコニコに変わるまで。2011/11/07

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