出版社内容情報
取り立てヤクザの出現で人生がアゲアゲに?
アラフォーのカフェオーナー朝子は、恋人を亡くしてから店の経営が傾き、病身の父の介護もあって、八方塞がりの日々を送っていた。そこに、従業員の日下の借金取り立てのため、岩田がやってくる。
岩田は日下の本業である俳優のオーディションを受けさせるが、同行した舎弟のアキラが日下が落ちたことで怒り、そこをなぜか評価されてアキラが主役に決まってしまう。従業員の希美が元警官の朝子の父に知らせたために、岩田は警察に連行されるが……。
取り立てヤクザの自分勝手な振る舞いにより、周囲の人間がこれまでの生き方を考え直すことになり、結果的にそれぞれの人生が好転していくという異色小説。
『ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか?』『ある意味、ここじゃないような気がするんですけど』に続く、ヤクザの岩田が活躍(!?)する
シリーズ第3弾。文庫書き下ろし。
解説は、青木千恵氏(フリーライター、書評家)。
内容説明
アラフォーのカフェオーナー朝子は、恋人を亡くしてから店の経営が傾き、病身の父の介護もあって、八方塞がりの日々を送っていた。そこに、従業員の日下の借金取り立てのため、岩田がやってくる。岩田は日下の本業である俳優のオーディションを受けさせるが、同行した舎弟のアキラが日下が落ちたことで怒り、それを評価されてアキラが主役に決まってしまう。従業員の希美が元警官の朝子の父に知らせたために、岩田は警察に連行されるが…。ヤクザの自分勝手な振る舞いが、周りの人生をなぜか好転させていくという、「岩田シリーズ」第三弾。
著者等紹介
藤井建司[フジイケンジ]
1965年、奈良県生まれ。週刊誌などでライター活動をする傍ら、小説を執筆。2008年『ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか?』で小学館文庫小説賞優秀賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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