角川文庫<br> The MANZAI―十五歳の章〈上〉

個数:

角川文庫
The MANZAI―十五歳の章〈上〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月01日 19時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041050606
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

転校してきたぼくに「おつきあい」を申し込んできた…って、お前男じゃん!中学二年の秋、転校生の歩はクラスメートの秋本に呼び出され、突然の告白を受ける。「おれとつきおうてくれ!」だがしかし、おまえもぼくもれっきとした男だろう! 驚愕のあと嫌悪する歩に、秋本は漫才コンビの話だと言って熱烈アプローチ。全身全霊で断る歩だったが、一方的に秋本のペースに呑まれ折しも秋の文化祭、劇『ロミオとジュリエット』を漫才でやる羽目に……。なんでそんなにぼくに構うんだよ、ぼくなんてこんなにつまらない人間なのに…。歩は前の学校で不登校になり、諍いになった両親の気分を変えようと姉が父をドライブに連れ出して事故死してしまった。遺された母と二人、母の実家近くに引越してきたが、歩の時間は止まっていた。しかし、秋本と出会ってから自分の時計の針が動き出すのを感じていた……。繊細かつユーモラスに描いた青春小説シリーズ第一弾。

おつきあい、発光少女
笑う人、笑わない人
悲劇のロミジュリ
ふつうでないこと
未熟な革命
これからのロミジュリ
The MANZAI
△関係
雨の公園
ゲロゲロ事件
対策本部
情けなさとかっこよさ


あさの あつこ[アサノ アツコ]
著・文・その他

志村 貴子[シムラ タカコ]
イラスト

内容説明

転校生の歩は、突然クラスメートの秋本に呼び出され告白される。「運命の出会いや。おれと漫才コンビを組んでくれ!」拒みつつも彼のペースに巻きこまれ、文化祭で『ロミオとジュリエット』の漫才劇をやることに。「秋本は、なんでぼくなんかを選ぶんだ」前の学校で不登校になったことが、姉と父を事故死させたのだと自分を責める歩。だが秋本との出会いが、何かを変え始めていた。笑いと友情が繊細に描かれた10代の物語。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
岡山県生まれ。大学在学中から児童文学を書き始める。『ほたる館物語』で作家デビュー。『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

43
登校拒否になっていた歩が、父姉の事故死で母の故郷の中学に転校する。「学校なんて苦しんでまで行くところじゃない」という言葉が出てきました。ちょうど同じ言葉を言った市長?のニュースを読んだばかりでした。そうだそうだ、行くのが辛かったら行かなくてよい。転校したら、歩君が素晴らしい仲間に巡り会えたように、どこかに自分の居場所はあると思わせてくれます。そういえば中学時代の初恋の人は、同じようなグループの仲良しさんたちがいたなぁ。グループの女性が羨ましかったなぁ。2019/09/13

はるき

34
大好きだったシリーズの続編かと思いきや、再編集でした。残念なきがしますが、色々懐かしく、楽しく読了。笑いは万能薬です。2018/06/19

タルシル📖ヨムノスキー

25
とにかくスピード感があるシリーズ。超有名な〝バッテリー〟は野球に打ち込む少年たちの物語(自分はまだ読んでないけど)だが、こっちは簡単に言うと「漫才コンビを組んでみんなを笑わせよう」という話。とはいえこの巻で漫才を披露するのは中学2年の文化祭1回のみ。この時期気の合う仲間とあーでもないこーでもないとわいわい出来るのは、とても幸せなことだけれど、それが難しくなった時、「学校なんて苦しんでまで行くところじゃない」なんて言ってあげられる親は、残念ながらそんなに多くないと思う。もちろん自分も言ってあげられなかった。2020/11/28

Mee.

23
すごくすごく良かったです...!何気ない日々を一緒に過ごしそれぞれの性格や魅力、想いを知り、仲を深めていく姿が青くて最高です。文化祭で二人が漫才を終えたあと、何故か自分も達成感を味わい嬉しくなりました(笑)秋本と歩のコンビ、最高です☺︎そして高原くんや蓮田くんの下心丸出しに思わずニヤニヤ(笑)この物語に登場するみんなが愛しく、応援したくなります。特に、自分の思いを率直に出して、行動に移せる秋本カッコよすぎる...!そしてその秋本一途のメグも素敵。漫才や恋、再婚に受験など...続きが気になります!2018/09/30

タカギ

20
昔、ピュアフル文庫で読んだ。新作が出たのでその前に再読。比べてはいないけど、前とは構成が違っているの? 全然変わりないように思うけど。漫才をやりたい、という中学生たちの熱意はわかるけれど、実際の漫才師さんたちはネタをパソコンやノートに書いて作っているから、子どもがじゃれ合っているようにしか見えないなあ。歩は秋本と知り合えたことが一番の幸運だと思う。2018/08/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12879928
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品