出版社内容情報
大反響、続々重版! 京都で起こる不思議な謎と優しい成長物語、第4弾。京都でお正月を迎えた小春は、京都で暗躍する謎の「祓い屋」の存在や、今の自分を取り巻く人々との前世での関わりを知り、心を悩ませていた。そんな中バレンタインデーが迫り、小春は澪人に告白しようとするけれど?
望月 麻衣[モチヅキ マイ]
北海道出身、現在は京都市在住。2013年にE★エブリスタ主催第2回電子書籍大賞受賞。著作に「京都寺町三条のホームズ」シリーズ、「わが家は祇園(まち)の拝み屋さん」シリーズ、『お嬢様・綾小路美優さんのヒミツ』、『花嵐ガール』がある。2016年『京都寺町三条のホームズ』で第4回「みんなで選ぶ 京都本大賞」大賞を受賞した。
内容説明
京都でお正月を迎えた小春は、吉乃や宗次朗とともに、澪人の実家である賀茂家の新年会に行くことに。そこで小春は今まで見てきた不思議な夢の意味を知り、様々な巡り合わせの上に「今」があることに気付く。また、謎の「祓い屋」が手当たり次第に京の妖を祓っていると耳にし、小春は嫌な予感を覚えていた。祓い屋の正体は不明なまま新学期が始まり、小春はバレンタインに澪人に告白すると決めるが!?運命の歯車が動き出す第4巻!
著者等紹介
望月麻衣[モチズキマイ]
北海道出身。2013年にE★エブリスタ主催第2回電子書籍大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
172
賀茂家に正月の挨拶に伺ったり、宗次朗さんの新作和菓子の虜になったり、いわくつきの家の調査に出かけたり、澪人のためにバレンタインチョコを作ったりと、小春が冬の祇園での暮らしを楽しみながらも、勇気を振り絞って大きな一歩を踏み出した巻でした。前世での記憶が時折蘇る事に戸惑いながらも、現代にまで繋がる縁がある事を感じつつ、龍神の若宮くんや狐神のコウメを大切に想う小春が素敵。抹茶風味の大人なチョコや、粒餡と白餡が入ったきんつば等、宗次朗さんの和菓子が相変わらずの飯テロで、読んでいると無性に和菓子が食べたくなります。2017/06/10
寂しがり屋の狼さん
118
あわわわ💦小春ちゃん、どうなっちゃうの!澪人しっかりしてよお!三善は小春に近づくなあーーー(◕ᴗ◕✿)ドキドキハラハラのシリーズ第4巻2024/11/25
カメ吉
114
何か話の途中で時間切れになって話を切り上げた感じです。 後半は凄く雑な展開で後味の悪さが作品のそれまでの面白さを台無しにした残念な作品でした。 まぁ、中途半端な終わり方なんで早く続きを書いて出してほしい。 何かこの作家さんの本の中では最低な作品でした。2017/01/29
ゆみきーにゃ
108
シリーズ四作目。小春、良く頑張った〜!!怪しい人が次々出てきて先が気になる。しかもここで終わるとは。早く続きを読まなくちゃ。宗次郎さんの作る和菓子がいつも美味しそうで食べてみたい。2020/07/01
papako
73
小春の過去と若宮の関わりが明らかに。そして不穏な動きと新たな関係者たちが見えてきた。しかしまだはまらない。小春の魅力がわからないからかな。2020/11/13