角川ホラー文庫<br> いぬの日

個数:
電子版価格
¥704
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川ホラー文庫
いぬの日

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 09時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041049518
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

デビュー作にして大ヒット作『かにみそ』をしのぐ問題作、待望の文庫化!わたしの名前はヒメ。家族はわたしを「犬」って言う。
でも「犬」って何? 

飼い主一家に愛されず、孤独をかみしめるスピッツ犬のヒメ。
流星群の夜、不思議な石を舐めて驚くほどの知能と人の言葉を得た彼女は、
一家の末っ子、雅史を支配下に置いて……。

飼い犬たちの暴走、町に響く遠吠え、巨大な犬の影、
そして続発する猟奇殺人。
史上最高にキュートでおぞましい「犬のカリスマ」ヒメ登場。
彼女が命を懸けて欲したものとは。

蟹と人との「泣けるホラー」が話題となった著者が、同じ世界感で描く、
犬と人との「泣けるホラー」。

犬を飼ったことのある貴方、そしていつか犬を飼うかもしれない貴方に読んで欲しい一冊。

目次
はじまりは、遠吠え
されど犬の日々 
犬たちの災厄 
今日はいぬの日
さよならの、遠吠え

解説 瀧井朝世

倉狩 聡[クラガリ ソウ]

西島 大介[ニシジマ ダイスケ]

内容説明

わたしの名前はヒメ。家族はわたしを「犬」と言う。でも「犬」って何?飼い主一家に愛されず、孤独に日々を過ごすスピッツ犬のヒメ。流星群の夜、不思議な石を舐めて驚く程の知能と人の言葉を得た彼女は、一家の末っ子、雅史を支配下に置いて…。飼い犬たちの暴走、町に響く遠吠え、巨大な犬の影、そして続発する猟奇殺人。史上最高にキュートでおぞましい「犬のカリスマ」ヒメ登場。彼女が命を懸けて欲したものとは…。

著者等紹介

倉狩聡[クラガリソウ]
1982年東京都生まれ。国際製菓専門学校夜間部卒業。2013年、『かにみそ』で第20回日本ホラー小説大賞“優秀賞”を受賞。その奇抜なアイデアと繊細な情景描写で話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

96
読み友さんに教えて貰った作家さん。前作『かにみそ』と同軸な世界で起きた人語を話すいぬのお話し。ペットと人との関わりの、癒しと庇護という幸せな共存を、目を背けてはならない放棄と虐待という現実を、善意と悪意を、愛おしさと淋しさを、煌びやかな流星雨で始まるこの物語の中に怖さとやり場の無い切なさをもって描いた作家さん、『かにみそ』同様その感性はとても素晴らしいです。こういう作家さんに出会えるのも読み友さん達のおかげです。本当に有難い事です。2018/05/25

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

68
読み友さんに教えていただいたのと前作の『かにみそ』が面白かったので。本書は、飼い主一家に虐げられ、辛い日々を過ごすスピッツ犬のヒメが人間の言葉を話せるようになったことから始まる怖い復讐話。最初は犬が言葉を話せるようになることからほんわかしてコメディぽかったが、読み進めていくとミステリーぽくなってきて、結末は怒りと哀しさをおぼえた。人間の身勝手さや悪徳ブリーダー、ペットショップなど決して本の中の世界だけではない。かわいらしい表紙からは想像できない重苦しさが残る1冊。2021/12/05

いろは

53
いつの頃からか、街中で野良犬って見なくなったかも?その理由は考えないようにしていたけど、結局そういうことなんですよね…。私は小さい頃犬に咬まれたことがあって、いまだにちょっと怖いのだけど、この本を読了した今、やっぱりどんなに小さくて可愛い犬であっても飼う自信が無いし、そう思う人は、絶対ペットを飼っちゃいけないなと。前作「かにみそ」もかなりホラーだったけど、「いぬの日」は更にじわ~っと怖いです。こんなサバイバルゲームが現実に起こらないことを祈ります。★★★★★2018/10/27

hnzwd

44
流星に打たれた生物が人の言葉を話すようになり、、という設定で書かれる倉狩聡のホラーシリーズ。今回は虐待されている飼い犬。犬が家族に復讐を始める前半と、街に出て群れを作り人間を襲いだす後半。二つの話を上手く繋げている所は上手さを感じました。主人公?のヒメは可愛い。最近中々いない素晴らしいダークヒロインっぷりでした。2017/01/19

ココ(coco)

37
☆☆☆家族に愛されず孤独な日々を送っていたスピッツ犬のヒメが、流星群の夜に不思議な石を舐めて人間の言葉を話せる様になります。家族に愛されたかったヒメは、暴走して、人間を襲う様になってしまう。最後には、悲しい結末が待っていました。うちにも愛犬がいますので、うちの子は幸せだと思いたいとつくづく思いました。2016/10/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11209203
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。