角川文庫<br> 学び直し日本史人物伝―戦国編

電子版価格
¥660
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
学び直し日本史人物伝―戦国編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041049334
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

出版社内容情報

信長、幸村、直虎…戦国時代を生きた人々のドラマから歴史が見えてくる!授業で習ったけど忘れてしまったあの武将、大河ドラマで気になるあのお姫様…そんな歴史上の人物について、この一冊で学び直してみませんか? NHK-Eテレ『知恵泉』などで日本史博士として人気の東京大学山本博文教授が、信長・秀吉・家康や、淀殿や黒田官兵衛など、近年の大河ドラマに登場している戦国時代の人物について、当時の文書をひもときながら、最新の学説も織り交ぜて、詳しくかつ解りやすく語ります。信長が長篠の戦いを制した真の理由とは!? 関ヶ原前夜の知られざる情報戦とは!? 戦国という激動の時代を生き抜いた人々生き様、武将たちの関係性のドラマに触れるうちに、過去が身近なものになっていく…。日本史を学び直したいのにキッカケをつかめない、そんな人にピッタリの一冊です!

はじめに

第一章 運命と戦った戦国の姫たち
1 女地頭・井伊直虎
2 女城督・立花ぎん千代
3 政略結婚の悲劇――信長の妹・お市
4 秀吉の子を産んだ茶々
5 三度の結婚をしたお江
6 細川ガラシャの自害
7 前田利家の娘たち――千世と豪姫

第二章 織田信長と徳川家康
1 信長と家康の転機
2 信長と家康の勢力圏の拡大
3 武田家滅亡
4 本能寺の変

第三章 豊臣秀吉と徳川家康
1 信長の後継者争い――秀吉登場
2 家康、秀吉の軍門に降る
3 朝鮮出兵と秀次事件

第四章 黒田孝高と豊臣秀吉
1 智謀の青年武将、黒田孝高
2 中国大返しと天王山の戦い
3 秀吉の覇権と孝高の武功
4 秀吉の九州攻めと黒田孝高
5 孝高の地位の変化

第五章 関ヶ原の戦い
1 関ヶ原前夜
2 上杉景勝の「謀反」と石田三成の決起
3 .関ヶ原の合戦前夜の情報戦
4 関ヶ原の前哨戦
5 関ヶ原の戦い
6 島津義弘と立花宗茂 世代を超えた絆
7 毛利輝元の大坂城退去
8 黒田孝高の戦い

第六章 大坂の陣と真田信繁
1 大坂冬の陣
2 大坂夏の陣

おわりに

山本 博文[ヤマモト ヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。著書に、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『東大流 日本史よみなおし講義』(PHP)等、多数。最新の研究成果を踏まえて歴史の流れをつかむための技法を提唱しており、当社刊の角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』(全15巻)の監修も務めた。最新著書に『流れをつかむ日本の歴史』(KADOKAWA刊)がある。NHK Eテレ「知恵泉」「高校講座 日本史」などテレビ出演も多数。

内容説明

信長が長篠の戦いを制した真の理由は、三段撃ちではなく鉄炮の調達力だった!秀吉が関白になった陰には、公家どうしのいがみ合いがあった!第一線の日本史研究者であり、教科書執筆にも携わる著者が、信長・秀吉・家康・井伊直虎や真田幸村など戦国時代の人物について、当時の文書や最新の研究成果を紹介しながら、縦横無尽に語ります。日本史を学び直したいのにキッカケがつかめない…そんな人にピッタリの一冊!

目次

第1章 運命と戦った戦国の姫たち
第2章 織田信長と徳川家康
第3章 豊臣秀吉と徳川家康
第4章 黒田孝高と豊臣秀吉
第5章 関ヶ原の戦い
第6章 大坂の陣と真田信繁

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

憲法記念日そっくりおじさん・寺9条

55
ここ数年の大河ドラマの主人公(直江兼続、江、黒田官兵衛、真田幸村、井伊直虎)を軸に、最新の研究成果もきちんと踏まえた戦国史。よって信玄・謙信辺りは背景で触れられるのみである。著者の山本博文は東大の史料編纂所の教授。だからか、割とこんな本は読んできた積もりの私も知らない史料からの引用(細川ガラシャ自害の際の言葉)もあって面白い。戦国雑学本の体裁だが、史料を踏まえ、謎の考察もしながらテンポ良く進む戦国史である。警察官向けの雑誌『BAN』に連載されたものだそうだが、そんな雑誌がある事を初めて知った。警官がバン。2017/04/03

getsuki

9
信長、秀吉、家康+直虎ら女性陣について書かれた一冊。最近の研究成果を織り交ぜているところはいいが、あくまで初心者向けだよなぁという感じ。2017/01/14

Yuichi Arioka

5
2017年6冊目。主に信長の台頭から関ヶ原(青野ケ原)、大坂の陣までを振り返っている。学び直しという題名の通りさらりと学び直せたし、中には知らないエピソードもあった。2017/01/25

akamurasaki

3
テレビなどでもおなじみの山本博文先生の本。信長秀吉家康の三英傑の時代を中心に、戦国時代後期から大阪の陣までを総ざらい。最近の大河ドラマの主人公たち、直虎、江、黒田如水、真田信繁らも丁寧に取りあげられていて、各作品で時間的地理的に分散していた歴史の流れが一本につながった感じで、歴史ニガテな人でもわかりやすいのでは。ただ、教科書を読んでいるような感じでなかなか読み進むことができなかったのは、学生時代サボっていたツケが今・・・2017/02/21

かぴばら

1
大河ドラマのキャストが思い浮かぶ。大河戦国時代が多いですね。2017/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11254316
  • ご注意事項

最近チェックした商品