角川文庫<br> 悪徒

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角川文庫
悪徒

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041047330
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

完璧な暗殺だった──。 だが、運命の歯車は、 そこから狂いはじめる。偽名を使い、多数の人を殺めてきた腕利きの榎波は、暴力団員が起こした動物惨殺事件を見逃すことが出来なかった。激情に駆られながらも、冷徹に暴力団員を射殺した榎波だったが、その完璧さが彼の運命を大きく狂わせていく。榎波の手口が他の伝説の暗殺者・花井と酷似していたことから、花井を追うことになった“影の弁護士“藤立。本来絡み合うはずのない二人が、再び出会うとき、未曾有の犯罪を巡る追跡劇がはじまる。

藤田 宜永[フジタ ヨシナガ]
福井県生まれ。早稲田大学中退後、渡仏。帰国後、1986年に『野望のラビリンス』で小説デビュー。2001年には『愛の領分』で直木賞を受賞。他著作に『愛ある追跡』『再会の街』『和解せず』など多数。

内容説明

偽名を使い、多数の人を殺めてきた腕利きの榎波は、暴力団員が起こした動物惨殺事件を見逃すことが出来なかった。激情に駆られながらも、冷徹に暴力団員を射殺した榎波だったが、その完璧さが彼の運命を大きく狂わせていく。榎波の手口が他の伝説の暗殺者・花井と酷似していたことから、花井を追うことになった“影の弁護士”・藤立。本来絡み合うはずのない2人が、再び出会うとき、未曾有の犯罪を巡る追跡劇がはじまる。

著者等紹介

藤田宜永[フジタヨシナガ]
1950年福井県生まれ。早稲田大学中退後、渡仏。エールフランスに勤務し、帰国後、86年に『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年に『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、99年に『求愛』で島清恋愛文学賞、2001年に『愛の領分』で第125回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バジル

3
何だろう、、ストーリーはしっかりしてるし、人物もよく出来てるし、私には地味に面白かったてす。出だしで思いっきり殺し屋が正体丸出しで登場して、尚且つかなり笑えるキャラなのを見て~これって作者さん狙ったんでしょうか、真面目に描いてたらそれはそれで怖い!~読み進めるのがかなり不安でしたが、無駄なく淡々と話が進むうちにそんなことはいつの間にかすっかり忘れてました、満足。この方の作品あまり話題にならないのは何故でしょうか。。先日お亡くなりになられた様で残念です。2020/02/16

ねぎまぐろ

1
★★2025/05/07

こたろう

0
読みごたえ十分な作品でした。最後のクライマックスの銃撃戦は臨場感ありました。やっぱり花井さん死んじゃうんだね。いい味出してたので残念だけど、奥さんの所へ行けたかな。2016/11/21

uchidast

0
登場人物が多すぎる。誰が誰だかわからなくなる。 榎波はプロの殺し屋にしては隙がありすぎる。 イマイチ。。2019/05/21

こいきんぐ

0
ハードボイルドだね。2018/05/12

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