出版社内容情報
物語の職人が紡ぎだす、せつなく優しい物語1955年三重県の伊賀。新任の教師・明子は過疎地帯の分校に赴任した。濃緑の山里の空気とともに子どもと先生の温かくひそやかな心の交流や村の人々の秘密を丁寧に描き出す。ミステリアスで愛おしい物語。
多島 斗志之[タジマ トシユキ]
1948年生まれ。広告ディレクターを経て、1985年『〈移情閣〉ゲーム』でデビュー。おもな著書に『症例A』『離愁』など。丹念な取材と計算しつくした文章で、一作ごとにまったく異なる世界を緻密に描きだし、本読みを中心に高い支持を得る
内容説明
昭和30年、春。新任教師の明子は三重県伊賀の山里にある分校に赴任した。小さな村ならではの誰もが顔見知りの人間関係や、無邪気な子どもたちが教えてくれる自然の美しさに、初めての地での緊張もほぐれていく。そんな中、誰にも心を開かず、突飛な行動をとる生徒・朱根のことが気にかかっていた明子は、思いがけない事情を垣間見る…。清冽な空気とともに、人々の心の交流を丁寧に描きだす優しく温かい物語。
著者等紹介
多島斗志之[タジマトシユキ]
昭和23年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。広告代理店勤務、フリーの広告制作ディレクターを経て作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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