角川文庫<br> 偽文士日碌

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角川文庫
偽文士日碌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041044810
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

後期高齢者にして東奔西走、文士の日々!後期高齢者にしてライトノベル執筆。芸人とのテレビ番組収録、ジャズライヴとSF読書、美食、文学賞選考の内幕、アキバでのサイン会。リアルなのにマジカル、何気ない一コマさえも超作家的な人気ブログ日記書籍化!

筒井 康隆[ツツイ ヤスタカ]
1934年大阪府生まれ。同志社大学文学部で美学を専攻。「虚人たち」で泉鏡花文学賞、「朝のガスパール」で日本SF大賞、「夢の木坂分岐点」で谷崎潤一郎賞、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、「わたしのグランパ」で読売文学賞を受賞。

内容説明

気付いたら、芝居やテレビで、俳優として文士を演じることが多くなった。茂吉、鴎外、漱石、チェーホフのトリゴーリン。ならば現実にも文士のパロディをやってやろうではないか。髭、庄屋造りの家、着流し。はじめてみるとこの文士という衣装はなかなかよろしい。威張ったり我侭を言ったり酔っ払ったりしても、さほど不自然ではない。珍重される。リアルなのにマジカルな、6年にわたる超作家的日常を具に綴った日記文学。

著者等紹介

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年大阪生まれ。同志社大学文学部卒業。主な作品に『虚人たち』(泉鏡花文学賞)『夢の木坂分岐点』(谷崎潤一郎賞)『朝のガスパール』(日本SF大賞)「ヨッパ谷への降下」(川端康成文学賞)『わたしのグランパ』(読売文学賞)などがある。ほか、フランス・パゾリーニ賞、菊池寛賞受賞。フランス・芸術文化勲章シュバリエ章、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

98
面白かったです。超作家的な日常がつづられていて、エネルギッシュだなと感じずにはいられません。色々な意味でまだまだ現役なんだなと思わされます。作家ながらも文士とは決して言えない筒井サンが、いかにも文士ぶってふるまった文士パロディですが、何をやっても許されてしまうリアルながらも有り得ない日々に笑わされました。軽快でナンセンスな文章は年を重ねてもまだまだ健在なんですね。2016/09/13

HANA

52
ブログの書籍化。著者の日記を読むのは『腹立半分日記』以来である。二つの日記を読み比べてみると、年月のせいか違いが良くわかる。こちらは功成り名遂げた後のせいか、先の日記に比べて毒が随分と薄まった感じ。逆に言えば全体的に駘蕩とした雰囲気が漂っているようにも思える。収録や執筆の合間に食事の話題が出るのも、前者には無かったように思う。それがメニューを列挙しているだけのに何とも上手そうで、何となく百鬼園先生を思い出した。それにしても日々生き生きとしているなあ。ファンの身としては筒井先生がお元気そうで何よりです。2017/04/09

冷狸

14
日本SF界では界王神のような方ですから当然といえば当然なんですが、いいホテルに泊まっていいもの食べているなということがよくわかる一冊。大作家になりたい!2016/09/22

阿部義彦

13
久しぶりに筒井康隆さんの日記(もどき)を読んだ。井上ひさし、小松左京、同年代の作家がつぎつぎと鬼籍に入っているのに、本当に食欲は旺盛で食べ物に関する記述が思いの外多い。また文学賞の選考にも忙しく若い作家からはかなりビビられているみたい。東日本大震災にも触れられています。テレビ出演(ビバップハイヒール!)も定期的にしておられます。確かにこの番組は面白く私も何回かは見てました。創作のメモらしいものやアイデアなども書き留めてあり「聖痕」や「繁栄の昭和」の話もあり未だに現役というのは素晴らしいと思いました。2016/08/29

若黎

5
再読。初読は読んだことすら忘れていたが、再読で面白かった、と思えた。筒井さんの作品は多岐川さんの七瀬をみたことがきっかけで七瀬シリーズを読んだことがきっかけだった。この本は、日常を端的に書いてるのに、面白いんだなぁ。 2023/04/01

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