出版社内容情報
「もぐら」シリーズの著者による、最高のハードアクション!椎堂圭祐は、エリート養成が目的の全寮制高校を脱寮した少年の自殺未遂を防ぎ、立ち直らせた。だが寮にもどった少年は何者かに殺害されてしまう。椎堂は少年のため事件の解明に奔走するが……。
矢月 秀作[ヤヅキ シュウサク]
1964年兵庫県生まれ。種々の職業に従事する傍ら、一般書を執筆。文芸誌編集を機に、小説へ転向。ハードアクションを中心に、官能、サスペンス等の作品も発表し、劇画原作、ゲームノベライズ、アニメ脚本等、多岐に亘る創作分野で活躍。
内容説明
西新宿のビル街から外れた一角の“烏の森”には、事情を抱えた者たちが身を寄せる下宿・「鳩屋敷」がある。その住民の椎堂圭佑は、全寮制高校でのイジメを苦にして脱寮した少年・三並良和の自殺を未然に防ぎ、鍛え上げて立ち直らせた。だが彼は、高校に戻ったその日、寮生たちに殺害されてしまう。連絡の取れなくなった三並の行方を追う椎堂は、高校側の隠蔽工作に、恐るべき陰謀の匂いを感じ取るが…。長篇ハードアクション。
著者等紹介
矢月秀作[ヤズキシュウサク]
1964年兵庫県生まれ。様々な職業に従事し、文芸誌の編集を経て小説家へと転向。94年に『冗舌な死者』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひーたろー
5
相変わらず派手にやらかす、バイオレンスもの。いじめられていた少年に「やりかえせ」とアドバイスしただけなのにものすごい展開に…。サクサク読めて楽しいですが、巻き込まれた人にはお大事に、もしくはご愁傷さまです、としか…。2017/02/26
あいちょ。
3
図書館。 再読。2023/11/03
もりりんの母
3
角川の新刊、のハズ 再読でした。権力や悪は許せないスタンスはお決まりでスカッと読めます。2017/01/06
オオイ
2
ムチャクチャな展開、ひどすぎるドンパチ。2018/06/01
おしょも
1
既読2020/10/22