角川ビーンズ文庫 階段坂の魔法使い―恋で射止めた水曜日

糸森 環【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 287p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041040485
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

愛を告げられない魔法使いと、“眠らせ姫”の恋の行方は――!?「僕は、君が好きだ」ヴィクターの言葉に、ジュディは泣きたくなる――もう拒めない。けれど、“呪い”のせいで一生触れることもできない私が、好きだと言って恋を返していいの？
そんな中、商談で出向いたゴットニーで、ジュディが“魔女”と糾弾される事件が起きる。その時、ヴィクターは……!?
「魔法使い。私に永遠の魔法をくださる？」――愛しい魔法があふれ出すラブ・フェアリーテイル、ついにフィナーレ！


糸森　環［イトモリ　タマキ］
9月7日生まれ。860万アクセスの大人気ＷＥＢサイト「27時09分の地図」（http://ash-map767.riric.jp/index.htm）でia(イア)名義でオリジナル小説を公開中。2012年ペンネームを糸森環と改め、「花術師」（双葉社）でデビュー。「she&sea」シリーズ「花神遊戯伝」シリーズ「F-エフ-」シリーズ（株式会社KADOKAWA　角川書店）を刊行。

山下　ナナオ［ヤマシタ　ナナオ］
イラストレーター。「（仮）花嫁のやんごとなき事情」シリーズ（ビーズログ文庫）をはじめ、主に少女小説で活躍中。

内容説明

「僕は、君が好きだ」ヴィクターの言葉に、ジュデイは泣きたくなる―もう拒めない。けれど、“呪い”のせいで一生触れることもできない私が、好きだと言って恋を返していいの？そんな中、商談で出向いたゴットニーで、ジュディが“魔女”と糾弾される事件が起きる。その時、ヴィクターは…！？「魔法使い。私に、永遠の魔法をくださる？」―愛しい魔法があふれ出すラブ・フェアリー・テイル、ついにフィナーレ！

著者等紹介

糸森環［イトモリタマキ］
「２７時０９分の地図」でｉａ名義でオリジナル小説を公開中。２０１２年ペンネームを糸森環と改め、『花術師』（双葉社）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

このタイトルで水曜日までって・・・、日曜日まで読みたかった！っていうかヴィクターばれはどうでもよくて、読みたかったのはリンばれだよ～（泣）！！わるものたちも呪いも解決してないし。２人の手紙がキュン死しそうによくて、楽しみに待ってたので本当に残念。描かれなかった物語に未練たらったらです。っていうか今からでもいいから木曜日も出してほしい！

2016/08/06

[ももとせ]

フィナーレって打ち切りじゃないですか。支援するからクラウドファンディングでもなんでも使って続編を書いて欲しい。大好きな作品が、軽んじられるのが切ない…。すごく、すごく大好きな作品なのに。階段坂の多いウッドヴェルのみんな、魔法のけものたち。みんなすごく好きなのに。ジュディ達ともう一度会いたい。

2016/07/30

[ばなな豆乳]

フィナーレ、とあったので、覚悟して読み始めましたが、ニヤニヤしながらうるうるしながら悶えながら、もう夢中になって読了！くそう、読了ですよ！おめでとう、よかったね！とジュディとルイスには言いたいけれど、いまだ昏い闇の中にいるであろうエドモンドのことを思うとやるせない。打ち切りってことですよね……。面白い物語が次々に打ち切られていく現状がとても悲しいです。電子媒体を持ち合わせていませんが、続編が電子で出るというならその準備だってする！そのくらい良い物語だった！悔しいです！

2016/08/01

[みさき]

水曜日で終わってしまった・・・。ルイス＝ヴィクターであることがジュディにばれたこと以外は何も解決しないまま終了。打ち切りなのは明らかですね。最近の角川ビーンズは打ち切りが多いからすぐには新作に手を出しづらい。階段坂シリーズはお気に入りの作品だったので、呪いのこと、リンのこと、魔法使いを排斥しようとする者達との戦い、モニカとブランドンの関係等々、伏線を多く残したまま終了してしまったのは非常に残念です。

2017/03/13

[TAMA]

え、終わりなの！決戦は金曜日で和みの土曜日とか明日への活力日曜日とか先のことまで予測してたんだけど。誤解は解けたけど、呪いは？この先は？

2016/10/16